藤原慎也アフリカの“ダカール”へ Part2 「もはや、慎也は完走目的のライダーじゃない」
2026年のダカールラリーにチャレンジを宣言している藤原慎也は、そのトレーニングとしてアフリカエコレースに参戦。休息日にインタビューを試みた
待ち望んでいた“苦戦”
昨年のモロッコラリーでは、藤原慎也のテクニックやスピードがラリーに適応してきたことで、好成績を上げることができた。ラリーライダーほぼ全員を襲った食中毒を除けば、うまくコトが運びすぎていた感すらある。藤原はレース後に「国際ラリーで活躍してきた先輩方の持つ、野性的な勘を身につけたい。そのためには、もっとラリーに揉まれ、もっとトラブルを乗り越える必要があると思います。アフリカエコレース(AER)では、トラブルが起きた方が嬉しい」と...