後半の拠点メングブに移ってから2日目、ループルートが設定されているステージ4。藤原慎也はトラブルを抱えながらも順調に駒を進めている模様

スピード域はさらに速くなる

デビッド・カステラによると、ステージ4はこれまでのモロッコラリーではあまり使われていなかったルートで、モロッコらしくなくサウジアラビアのようなテストになるとのこと。ダカールラリー完走を目論む藤原からすれば、願ってもいない経験を積めるステージになる。ピストを探すことが非常に難しく、ナビゲーションも一層困難になるだろうとのことだ。

画像1: スピード域はさらに速くなる

しかし、藤原慎也は相当余裕をもってビバークに帰着し「ナビゲーションはそんなに難しくなかったですね。たしかにハイペースなスペシャルステージでリスクは高かったように思います。ずっと全開でしたよ。100〜120km/hくらいのスピードをずっといったりきたりする感じです。僕も今日は最高速で138km/hを確認しました。デューンはほとんど無くて、フラットダートが延々続く感じなので、ぶっ飛んでいくような危ない箇所はあまりないです。クレバスがいくつかあって、そうですね1m50cmくらいの深さですかね。僕もクレバスにしっかり落ちてしまった(笑)。とはいうものの、たいしたことは無かったんですけどね」とのこと。

画像2: スピード域はさらに速くなる

だんだんと大きなクラッシュにも慣れてきているようで「ゴール10km手前くらいで前転してしまって、マシンは結構なダメージを負ってしまいましたが、それだけで済んでいます。今日はトラブル無くてだいぶ余裕ですね。それがなければ40位台でゴールできたと思うんですが」と藤原は言う。ステージリザルトは54位で、総合61位の結果。

この4日間で「経験は足りていないなと思いますが、わからなかったことがわかり始めてます。バイクの選び方や、疲れないように乗る方法とか、いろんなことを身につけ始めていますね。大きな糧になると思います」と藤原は学ぶことも多いと話す。残りあと1日、余裕をもって完走を目指すことが出来そうだ。

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