2気筒の"スヴァルトピレン 801"、スクランブラーの真打なるか

事前に概要が発表されていたハスクバーナ・モーターサイクルズの新型ネイキッドバイク「Svartpilen（スヴァルトピレン） 801」がついに登場しました。ストリートからダートまで多彩な舞台を自在に駆けめぐれるマルチタレントなモデルです。

Husqvarna Motorcycles
SVARTPILEN 801

Svartpilen 801はシリーズ初となる並列ツインDOHCエンジン799ccを搭載し、最高出力105馬力、最大トルク87Nmを発揮します。重量は181kg。優れたパワーウェイト比に加えて、WP製の前後サスペンションと17インチのピレリMT60RSタイヤを標準装備しています。なお、サスペンションはトラベル量140mmのフロントフォークと150mmのリアショックがついており、舗装路はもちろん、ラフな路面下でのポテンシャルも高そうです。

また、電子制御システムの仕上がりも注目したいところ。クイックシフターやパワーアシストスリッパークラッチに加えトラクションコントロールやコーナリングABS、4種のライディングモード、さらにオプションとしてモータースリップレギュレーション*1やアンチウイリー機能、クルーズコントロールが備わっているとのこと。

*1 スロットル全閉時に起きるテールスライドを抑制する装置

さらに、ボディスタイルはシリーズお馴染みのスクランブラーテイスト。先進のライディングアシストシステムと併せて、安全性と操作性の高さも確保されています。

海外では4月から発売開始。日本国内の詳細な発売日や価格は、続報を待ちたいところです。