今季より始まったスーパーモトクロスのプレイオフ初戦で下田丈が4−1の勝利!!
2023年からAMAのスーパークロスとモトクロスは、スーパーモトクロスワールドチャンピオンシップという名称で統括されており、さらに二つのシーズン後にいわゆるプレイオフを3戦おこなうことになっている。アメリカらしく、多額の賞金が設定されているなどショー的要素も抜群。
9月9日にノースカロライナ州のコンコルド、Z MAXドラッグウェイに造成されたコースはスーパークロスとモトクロスを掛け合わせたようなもので、各ライダーはセッティングに苦労した様子だ。そんな中、プロサーキットカワサキの下田丈は、モト1ではスタートがうまくいかず9番手からの立ち上がり。4周目に5番手まであがってライダー・ディフランチェスコ、トム・ビアルとのバトルへ発展するものの、4位でのフィニッシュ。モト2では好スタートを切り、またもやビアルとのバトルになるが、早めにこれをパスして単独トップへ。モト2を1位でフィニッシュしたことで4−1の総合優勝を手にし、歴史的なSMXの最初のウィナーになった。