AMAスーパークロスに参戦中の下田丈。怪我からの復帰2戦目の第14戦イースト・ラザフォード、ウェスト・イーストショーダウンは雷雨後のマディコンディションの中9位でシングルフィニッシュを果たしました

カワサキ名門チーム、プロサーキットからAMAスーパークロス、250SXに参戦している下田丈。今シーズンは250SXイーストシリーズに参戦表明をしていたものの開幕直前の怪我により欠場が続いていましたが、前戦の第13戦アトランタで復帰、4位を獲得しました。

その復帰レースからちょうど1週間後の現地時間4月22日(土)、第14戦イースト・ラザフォードが開催されました。今回のメインイベントは、普段別々のシリーズとして成立している250SXイーストと250SXウェスト混合のショーダウン。イースト、ウェストそれぞれのヒートレース上位9台ずつと、ラストチャンスレースの上位4台、計22台で争われるショーダウンはいつものレースよりもさらにレベルが高いものとなります。

下田はイーストのクオリファイ1で5番手、クオリファイ2で6番手につけて予選総合6位。6分+1周のイーストヒートレース、中央アウト寄りからスタートした下田は、ヤマハのヘイデン・ディーガン、ホンダのハンター・ローレンスに続き3番手につけると、すぐに2台を抜いてトップで1周目を通過します。ディーガンを早々に抜いて2番手に立ったハンター・ローレンスが猛追しますが、無駄のない走りで1度もトップを明け渡さなかった下田がイーストのヒートレースを制しました。

しかし、ショーダウン直前、ライダーがグリッドに並んでスタートを待つ間に雷雨が襲来、会場のメットライフスタジアムは屋根がないため、会場は雨ざらしとなり、レースはディレイとなります。ライダーも観客も一次屋根の下に避難することとなり、ショーダウンの実施も危ぶまれましたが、天候の回復により、メインイベントは2時間ほどのディレイの末に開催されました。

雷は収まったものの依然雨は降り続けており、路面のコンディションはもちろんマディ。スーパークロスでマディのレースというなかなか見られない、珍しいレースとなりました。なお、レース時間は少し短縮され12分+1周に。

下田はイン側の中央、250SXウェストで現在ぶっちぎりのポイントリーダー、ジェット・ローレンスの右隣からスタート。スタート直後、前を塞がれて加速がやや遅れたものの、10番手で最初のフープスに進入、オープニングラップを9位で通過します。その後4〜5台の集団の中で一時は12番手まで順位を落としますが、中盤に9位まで順位を回復し、終盤まで順位をキープ。最終周で1つ順位を落としたものの、ゴール直前で2位を狙ったRJ・ハンプシャーが転倒したため順位は変わらず、9位でシングルフィニッシュを決めました。

また、このレースでは、アウト側からスタートを決めてホールショットを奪ったホンダのマックス・アンスティがそのまま後続を引き離し、スタートからトップを譲ることなく独走して自身初優勝を遂げました。2位はジェット・ローレンス。終盤アンスティを追い詰めながらも最後のコーナーでハンプシャーに突っ込まれて転倒して優勝を逃しますが、後続に対して十分なアドバンテージを築いていたため、順位は変わらず。3位にはハンター・ローレンスが入りました。

下田丈コメント(本人インスタグラムより)
前進できていて嬉しいですが、メインイベントでは予想していなかったことがたくさん起きました。チームとファンに感謝して、来週末を楽しみに待ちます!

画像: 写真は第13戦アトランタより

写真は第13戦アトランタより

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