日本バイク発祥の地、浜松に拠点を構えるライディングギアブランド・クシタニがオフロード業界に再参入します。さらにオフロードギアの研究・開発のために2023年春、ラボを併設したオフロードコースを長野県にオープン予定とのこと!
25年ほど前、「HOLESHOT(ホールショット)」というブランド名でクシタニがモトクロスウエアやブーツなどを作っていたのを覚えている人も多いのでは。
現在開発中のオフロードプロダクツの製品情報はまだ公開されてはいませんが、クシタニのYouTubeにアップされている動画の中でそのデザインなどを確認することができます。
今回のプロジェクトが始まったきっかけは、冬のスキー場という過酷な環境の中で働く御嶽スキー場のスタッフ用ウェアに、クシタニの製品が採用されたことだそうです。現在発売されているレーシングスーツやツーリングジャケットなどを見ても、クシタニ製品の高品質は疑いようがありません。快適性や動きやすさ、そして安全性。クシタニが大切にしている「アクティブ・セーフティー」はスキー場のスタッフウエアだけでなく、オフロードウエアにも通じるところがたくさんあります。
動画では2023年春オープン予定のオフロードコース「ONTAKE EXPLORER PARK」の様子がよくわかります。場所は長野県の御嶽スキー場。初級コース、中級コース、初中級コース、上級コースとゲレンデを贅沢に使った4つのコースの試走動画になっています。中にはトレールバイクやビッグオフで走行するものもあり、幅広いレベルのライダーが楽しめるコースであることがわかりますね。
冬季はスキー場として運営するため、2022年秋はテストコースとして運用、そして2023年春には一般のライダーに開放し、フリー走行を予定。これからオフロード業界を一緒に盛り上げてくれることでしょう。