リエゾン区間205km、SS区間280kmで争われたステージ11。「マラソンステージ」と呼ばれる、サポートメカニックなどのメンテナンス等がレース中は一切禁止され、他のステージより、より慎重にマシンコントロールをする必要がある難しいステージを征したのはKTMのトビー・プライス。今回の優勝でトビー・プライスが総合3位に順位を上げた。
総合順位はKTMマティアス・ウォークナーが引き続き1位となっており、順調にレースを運んでいるホンダ、ヤマハ勢にまた一歩、差をつけることができた。
後半戦のステージも残すところ後4ステージとなり、まだまだ何がおこるか分からないが、KTM17連覇に向けてまた一歩コマを進めたようだ。
サポートメカニックなどのアシスタンスが禁止されているマラソンステージ
ステージ11は、レース中にメカニックによる整備&アシスタンスが一切禁止されるマラソンステージ。ライダーはトラブルが起きないように、より慎重にレースを行なう必要がある。万が一、マシントラブルが起きた場合、ビバークに戻るまでライダー自らが修理などをする必要があり、走行不可能の場合はリタイアになってしまうこともある。ダカールラリーはライバル同士でもお互いを助け合うなどして走破する。