あと三十分、迷わなければ。AXCR 2026 現地レポート・LEG2
二日目、自制心という言葉はもっと残酷で具体的な数字になった。TEAM MUSASHIの大津崇博が二輪部門で5位
首位を消した、三十分
前日にデイリタイア扱いとなった大津は、ほぼ最後方からのスタート。試練はリエゾンの序盤から始まった。50kmほど走った地点で、電子マップに水が入って接触したのか、コマ図が勝手にぐるぐると回り出す。電源を落とし、配線を抜き、乾かしながら走る。SSが始まる前にはどうにか復旧した。ナビゲーション機材がひとつ死ねば、それだけで競技にならない。ラリーの現場とは、こういう綱渡りの連続だ。
SS区間に入ると、大津の走りは冴えた。一本目のSSは、田んぼがそのまま道になったよ...