瀧田が圧倒的な速さで差をつける。85/150クラス
85/150クラスは開幕戦で総合優勝した齋藤極の存在感が大きく、今回もレースをリードしていくのか、その走りに注目が集まりました。


ヒート1、ホールショットを獲得したのは#61瀧田流生です。開幕戦からスタートの反応の良さは群を抜いていましたが、今回もその強みを生かし序盤からレースをリードします。2番手に#4齋藤極、3番手に#98釜野央渡がつき追いかける展開。開幕戦では齋藤極が瀧田との差を詰めていきましたが、今回は瀧田が齋藤極より4秒ほど速いラップタイムで周回を重ね距離を広げます。そのスピードは圧倒的で、他を寄せ付けず見事優勝を獲得。瀧田の著しい成長は目を見張るものがあります。なお、2位には齋藤極、3位は釜野という順でゴール。
ヒート2、ヒート3でも瀧田がスタートからトップを快走。2番手以降との差を広げ、単独走行に持ち込みます。一方、2番手に齋藤極、3番手に釜野がつきますが、トップ3の間隔は開いた状態でレースが進行し、各ライダーそのままの順位でゴール。瀧田の圧倒的な速さが目立ったレースとなりました。
なお、開幕戦で齋藤極が3連勝、今大会で瀧田が3連勝を果たし、ポイントランキングは両者同点という状況。今後この2人によるチャンピオン争いがどう繰り広げられるのか、次戦も見逃せません。

小島庸平のワンポイント・コメント!
「瀧田選手がすごく成長していて驚きました。特にライン取りが上手で、誰よりも無駄のないラインで走っていました。一番ベストなラインに、スッと入っていくテクニックが今回他のライダーとの一番の差だったなと思います。齋藤極選手は今回の悔しさを糧に次戦も頑張ってほしいです」
85/150クラス順位 | |
1位 | #61瀧田流生(タキダ ルイ) |
2位 | #4齋藤極(サイトウ キワ) |
3位 | #98釜野央渡(カマノ オト) |