2023年一発目のイベントとして、全く新しいオフロードバイクイベント「新春ダートゲームズ」が開催されました。このイベントはモトクロス、フリースタイル・モトクロス、ダートトラック、ヴィンテージオフロードバイクと4つの大きなコンテンツに分かれており、子供から親、さらには祖父母まで3世代にわたって楽しめる、まさに新春にピッタリなもの!
会場に選ばれたのは埼玉県のオフロードヴィレッジ。全日本モトクロス選手権に使われる本コースではモトクロスレースが開催され、初日となる1月7日(土)にはキッズからジュニアまで、8日(日)にはレディース、ノービス、さらにはインターナショナルのライダーが熱いレースを見せてくれました。
元チャンピオンや引退したライダーも一緒に
見て楽しいモトクロスレースを展開
![画像1: 元チャンピオンや引退したライダーも一緒に 見て楽しいモトクロスレースを展開](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2023/01/13/9e92d8fd59ad9b590321b9487a0001e91cc91fd7.jpg)
IA、IB混合レースではゲストライダーとして成田亮選手と山本鯨選手ら現役を退いた2大チャンピオンも参戦。小川孝平選手や小方誠選手をはじめとした現役選手と一緒に2ヒートを走りました。さらに子供から大人まで幅広く人気を集めるYouTuberのマイカルチャンプさんも参戦。
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ヒート1ではトップを走る山本選手を小方選手が猛追。小方選手は何度もアタックを仕掛け、中盤でついに抜き去り、トップチェッカー。引退してもなお衰えを見せない山本選手のテクニックと、小方選手の諦めない心が観客にも伝わったのではないでしょうか?
ヒート2でも山本選手、成田選手、小川選手、小方選手が選手権では見ることができないようなブロックラインを使ったり、観客を楽しませるレースをしていました。今では全日本モトクロスでは希望ゼッケンナンバー制度が廃止されていますが、やはり山本選手は「400」ゼッケンが似合いますね!
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もちろん成田選手は「982」!
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レディースクラスでは川井麻央選手、楠本菜月選手、濱村いぶき選手、ペレーラ瞳美選手、川上真花選手ら現役の全日本レディースライダーが多数出場。さながら全日本選手権の前哨戦と思われるバトルを展開しました。
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ヒート1ではスタートをうまく決めた川上選手が川井選手、楠本選手の猛追を振り切って優勝。そしてヒート2では川井選手が2021年チャンピオン本来のスピードを見せて独走。Hondaにマシンをスイッチしたばかりの楠本選手も見事な走りを見せてくれました。
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ナショナル+シニアクラスではレジェンド・川島雄一郎選手が出走。1995〜96年の125ccクラス全日本チャンピオンがぶっちぎりで優勝(でもゲストなので賞典外)でした。
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ノービスクラスを2ヒートとも制して優勝したのは地元T.E.SPORT所属の加藤巧武選手。
誰もが笑顔になれる、それがFMX
![画像1: 誰もが笑顔になれる、それがFMX](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2023/01/13/edaa1f31e8bfa26782477d79ebf2ea2ce48a1a88.jpg)
そして2日間通してイベントを盛り上げてくれたのは、FMX! オフロードヴィレッジのパドックにジャンプ台と巨大な着地バルーンが設置され、大勢の観客が見守る中、4人のライダーが素晴らしいショーを見せてくれました。
![画像2: 誰もが笑顔になれる、それがFMX](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2023/01/13/b7e827dd39dbe3c3c3a37ba8bc03143894a6828f.jpg)
まずはFMX SHOW CASEの代表を務めるDAICEこと鈴木大助選手。ハードエンデューロレースへの参戦やミニバイぱにっくの火付け役としてエンデューロ界でも活躍中ですが、やはり空飛ぶダイスさんが一番カッコいい!
![画像3: 誰もが笑顔になれる、それがFMX](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2023/01/13/0ed4f56389880d45220b12b10f9c607627a79f4b.jpg)
GONTAこと、鈴木耕太選手!
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KOTAこと釘村孝太選手!
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そして現役のモトクロスIA、鈴木龍星選手、RYUSEI!
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マイカルチャンプさんも一緒にジャンプ!
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そしてFMXに欠かせないのが、この人。今回はモトクロスレースなども含め、イベントを通してMCを努めてくれたワダポリスさんでした。
世界最高レベルのダートトラック・ライダー
大森雅俊が魅せる!
ダートトラックではオフロードヴィレッジに常設されたダートトラックコースを使用して、デモンストレーションとレースが開催されました。
なんと、デモンストレーションではダートトラック世界選手権に出場する大森雅俊選手らが「バイクリンボー」にチャレンジ。
![画像1: 世界最高レベルのダートトラック・ライダー 大森雅俊が魅せる!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2023/01/13/b9a9fe376cee7b21be7f352f0abc12364b0a9fc4.jpg)
バイクを寝かせてトラック上に設置されたバーを潜るという、世にも珍しいパフォーマンスに会場は大盛り上がり。このバーがだんだん低くなっていきます。
![画像2: 世界最高レベルのダートトラック・ライダー 大森雅俊が魅せる!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2023/01/13/85b30bc8e599201f75be6381f374ca4a875b3b70.jpg)
レースでは2クラスに分かれてダートトラックのバトルを披露。
![画像3: 世界最高レベルのダートトラック・ライダー 大森雅俊が魅せる!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2023/01/13/974b5c2813edc6f5c1be66431e359ed3293384e1.jpg)
大森選手は後列からスタートして次々と他のライダーをパッシング。最後の最後でトップに躍り出て、見事に優勝を飾りました。
![画像4: 世界最高レベルのダートトラック・ライダー 大森雅俊が魅せる!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2023/01/13/e97e2e03490fed948db544ceaf2548c5f0d95f81.jpg)
ダートトラックライダーの皆さん、お疲れ様でした!
全ライダーごちゃ混ぜ、ホールショットキングス
そしてモトクロスライダーはもちろん、FMX、ダートトラック、どんなライダーでも参加できるのが、このホールショットキングス。
![画像1: 全ライダーごちゃ混ぜ、ホールショットキングス](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2023/01/13/c68257e9d42cf2a982074e62d7ffad25cd4f8c3a.jpg)
ルールは至ってシンプルで、2人のライダーが横一列でよーい、ドン。決められたゴールラインを速く駆け抜けた方の勝ち! コーナーもジャンプもなく、ただただスタートの上手さだけで王様を決めてしまおうという分かりやすいレースでした。やり直しなしの一回限りでオープンクラスとプロクラス、2つのトーナメント方式で争われます。
![画像2: 全ライダーごちゃ混ぜ、ホールショットキングス](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2023/01/13/c506fa218926370a147c2d076d993b4cf355cf48.jpg)
オープンクラスを制したのは雨宮舞美選手との新婚ホヤホヤ、モトクロスIAの根岸瑞生選手!
![画像3: 全ライダーごちゃ混ぜ、ホールショットキングス](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2023/01/13/2e2c68ca7aae863c66cfed98371735a314e7e400.jpg)
そしてプロクラスの決勝はこの2人。マイカルチャンプさんと池谷優太選手。こちらは一度は同着でやり直しもありつつ、池谷選手の優勝!
![画像4: 全ライダーごちゃ混ぜ、ホールショットキングス](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2023/01/13/0d06ef6a610c2f0420c95f747161dfffdbb07a2a.jpg)
池谷選手は招待ライダーを除くとモトクロスレースでもインターナショナルクラスで優勝しており、今大会2種目制覇となりました。
「モトクロスを活性化させたい」
![画像: 「モトクロスを活性化させたい」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2023/01/13/6517577d07584019f5eead6e3880b6f974005638.jpg)
新春ダートゲームズは合同会社Auto Brothersが主催し、実行委員会会長を西山俊樹氏、そして実行委員を阿部光雄氏、鈴木大助氏、鈴木誠氏が務め開催されました。その目的はただ一つ、モトクロスの活性化。今回初めてこういったイベントに足を運んだ人は、ぜひ全日本モトクロス選手権も観戦してみてください。そして、もしも「自分もやってみたい」と思ってくれた人は、ぜひ一歩を踏み出してみてください。
年明け一発目にふさわしい、子供たちの笑顔が溢れる、ハッピーが詰まった素晴らしいイベントでした。また来年も、シーズンオフを盛り上げるイベントとして楽しみにしています!