どこで抜くか、どう抜くか、考え抜いて仕掛ける一瞬にライダーも家族も息を呑む! 若いライダーたちの著しい成長が激しい接戦を生んだ44キッズクロス第4戦

接戦のトップ争いがアツい、65ccクラス

画像: 巽太壱選手(#60)

巽太壱選手(#60)

65ccクラスはフルコースを使ってレースが行われ、ファースト65クラスでは巽太壱選手と小磯銀士選手がトップ争いを展開します。ヒート1では小磯選手がスタートで前に出て1周目をリード。1秒差で2番手につけた巽選手が2周目に小磯選手をパスしトップに浮上します。3周目には1分24秒というクラス内トップのタイムを記録。後方と差をつけ、そのまま優勝を果たしました。

画像2: 小磯銀士選手(#10)

小磯銀士選手(#10)

ヒート2は巽選手が1周目をトップ通過。このまま差を広げるかと思われた2周目でミスをし、小磯選手がトップに浮上します。厳しい暑さで体力も消耗される中、小磯選手は周回を重ねる毎にペースアップ。最終周ではヒート1のベストタイムをも上回る1分22秒台を記録し、最後までペースを保つ体力を発揮しました。一方、巽選手もヒート1からラップタイムを更新。2番手でのゴールとなりましたが、後半には1分20秒台というクラストップのラップタイムを記録し勝利への意地を見せました。

接戦を繰り広げる2人のポイントランキングは小磯選手が130ポイントでトップ、巽選手が129ポイントで2位と、第4戦を終えた時点でなんと1ポイント差。最終戦の結果に目が離せません!

画像4: 小島庸平のワンポイント・コメント!

小島庸平のワンポイント・コメント!

小磯選手と巽選手のバトル、そしてその後方でもバトルが展開されるなどライダー同士お互いに向上しあっている様子が見えました。全体的に見て、ジャンプやアクセルの開け、ライン取りはもっと向上していける点だと思いますし、これからさらに成長が期待できます。

画像: 齋藤輪選手(#89)

齋藤輪選手(#89)

スーパー65クラスでは齋藤輪選手が他のライダーより4秒以上速いタイムで周回。65ccに乗り慣れた巧みさが感じられました。ヒート1はスタートからトップをキープして走行する中、最終周でマシントラブル発生。再スタートに時間がかかったことで4位となり、齋藤輪選手をかわした齋藤極選手がヒート1優勝となりました。ヒート2とヒート3は齋藤輪選手が優勝。しかし、ヒート1の4位という結果が影響し、総合順位としては毎ヒート2位以上に入った齋藤極選手が優勝となりました。

画像: 大久保英飛選手(#8)と水谷倫都選手(#95)

大久保英飛選手(#8)と水谷倫都選手(#95)

ヒート3では3番手争いが白熱。1周目、大久保英飛選手が転倒し4番手から追い上げる展開になりました。3番手を走る水谷倫都選手とは23秒差が開いて1周目を通過。徐々に差を詰めていき、5周目には水谷選手の背後に迫る距離にまで追い上げます。水谷選手も抜かされまいとイン側を守りますが、大久保選手はアウト側からスピードを乗せて水谷選手をパス。見事3位を勝ち取りました。なお、水谷選手は今大会初めてスーパー65クラスに参戦。大久保選手と水谷選手はスーパー50クラスでともに上位を走る2人ということで、65ccでの成長も楽しみですね。

画像5: 小島庸平のワンポイント・コメント!

小島庸平のワンポイント・コメント!

斎藤輪選手と極選手はジャンプもしっかり飛びきっていて、スピードが十分に乗っているという印象です。大久保選手と水谷選手はそんな2人に食らいついていく様子が見えました。また、輪選手はスピードだけでなく、ラインを変えて他のライダーを抜こうとしたり、スピードを乗せるためのラインが見えていて、レベルの高さを感じます。

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