Off1.jpでライテク記事を作るのは、多分初めてなんじゃないかと思うのですが、これだけはどうしてもやりたかったんです。オフロードバイクに乗る上で、避けては通れないスタンディング。そもそも立てない人から、フラットなら立てるけど、コーナーや凸凹だと立てない人、そしてレースになって疲れてきたり路面が荒れてくると座っちゃう人まで。スタンディングに悩む全ての人に贈る、世界の釘チューのスタンディング・テクニックです!

常識を覆す新説コーナリング
これがエンデューロ世界選手権のスタンダードだ

僕がこのテクニックに魅せられたキッカケは2020年の1月、JECチャンピオンの釘村忠選手がBETAにマシンを乗り換え、練習会の取材に訪れた時のことでした。

画像: 常識を覆す新説コーナリング これがエンデューロ世界選手権のスタンダードだ

これがその時の走りの写真。それまで僕の中でコーナーは「手前のストレートで全開、ギリギリまでスロットルを開けて突っ込んで、強く短くブレーキングを終わらせてクリッピングポイントでシッティングして、トラクションをかけつつ立ち上がりで加速して脱出」が理想、という常識があったのですが、この走りをみて、それが覆されました。

コーナー進入時の減速が、ほとんどないんです。そして座らないままコーナーの形に沿ってキレイにバイクを寝かしながら旋回し、そのまま加速して立ち上がっていく。なんなら、コーナーごとにどんどん加速していくようにすら見えます。イメージはまるでジェットコースターです。まさに人馬一体。スムーズすぎて気持ち悪い。けどめちゃくちゃかっこよくてカルチャーショックでした。

僕ら素人ライダーはオフロードバイクを始めたばかり時、周りにいる先輩たちに「もっとメリハリをつけて走りなさい」と言われます。これはストレートで怖くてアクセルを開けられないから、コーナー進入時にブレーキングする必要もあまりなく、一定のスピードでとことこコースを走っている「初心者レベル」のライダーにかけられる定番アドバイスです。

これはもちろん正解です。まずはアクセルをしっかり開けることが何よりも大切ですから。しかし、アクセルを開けられるようになってからも、この「常識」に囚われているのです。

どちらが正解、ということはないと思います。実際に釘村選手もテストでタイムアタックしている時はシッティングを織り交ぜて走っています。しかし、もしもスタンディングやコーナリングがあまり得意ではないな、と思うライダーがいたら、ぜひこの記事で紹介する練習方法を取り入れてみてください。

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