セロー250は、ツーリングでも、プレイライドでも、なんでもこなせるマルチなところも名車と呼ばれる所以。そのマルチさは「誰にでも乗れる」ってところも大事な要素だ。このたびダートフリークが提案するのは、「ガールズセロー」。31mm下げた車高だけでなく、細かな気遣いはセローモディファイのお手本になる。
ダートフリーク
セロー250『 オフロード女子仕様 』
キーモディファイは、リンクで下げた車高。ノーマルでギリギリ足が付くライダーでも、タイヤのチョイスや、「やりたいこと」が変わってくると、もう少し余裕が欲しくなることも。リンクで車高を下げると、サスペンションの初期部分が柔らかくなり、後半部分で急に固くなりがちなのだが、特に乗り慣れていないライダーなら、その特性もメリットになることが多い。
タイヤは、セローユーザーに多いIRCツーリストを装着、タイヤハイト自体が高いため、足付きを少しスポイルしてしまうが、車高を下げていれば相殺できるわけだ。
フロントサスペンションには、ZETAのイニシャルアジャスターを装着して柔らかめに。また、突き出しを出すことで、ローダウン化。
ローダウンすると、サイドスタンドがあわなくなるが、ここもZETAで専用パーツ「鍛造アルミキックスタンド」がリリースされている(ノーマル比-25mm)。