第94回 FIMインターナショナルシックスデイズエンデューロ・ポルトガル大会。11月11日のスタートを前に、日本代表のワールドトロフィチームの準備も佳境を迎えているが、今年は、代表チームとは別に、日本からクラブチームもエントリーしている。ここで、ISDEの参加クラスについておさらいしておこう。

毎年30か国以上が参加するモーターサイクルのオリンピックだ
最下位除外ルール
ISDEにおけるチーム成績は、チーム員のタイムの合計で決定される。ただし、ワールドトロフィチームとウイメンズトロフィチームでは、チームの中でもっとも成績が悪かったライダーのポイントが除外されるルール。そのため、1名がリタイアしても残っているライダーが頑張っていれば優勝することも可能だ。

600台のマシンが並ぶパルクフェルメ(車両保管場所)
写真はすべてISDE2017フランス大会から Masanori Inagaki
ワールドトロフィチーム
4名構成で、3種の排気量クラスすべての車両に乗らなければならない。今回のチームジャパンは、最小排気量のE1を馬場大貴と渡辺学、中間排気量のE2を釘村忠、最大排気量のE3を前橋孝洋が担当する。最下位除外ルールが適用されるので、3名でもエントリーすることが可能だ。
ワールドジュニアトロフィチーム
当年の誕生日で23歳以下のライダー3名で構成。最下位除外ルールは無い。
ワールドウイメンズトロフィチーム
3名で構成。最下位除外ルールが適用されるので、2名でもエントリーすることが可能だ。

女子最強のオーストラリアウィメンズトロフィチーム
クラブチームクラス
1つの国。または1つのコンチネンタル(日本の場合はFIMアジア)に属するライダー3名で構成されるアマチュアのためのクラス。
マニュファクチャラークラス
メーカーのプロモーションのために設定されているクラス。3名で構成。同一メーカーの車両を使用。このクラスは、ワールドトロフィ、ワールドジュニアトロフィと重複してエントリーすることができる。

ジョセップ・ガルシア(KTM)のようなファクトリーライダーはワールドトロフィチームと同時にマニュファクチャ―クラスにもエントリーしていることが多い
インディビデュアルクラス
個人参加。ただし、他にひとつのチームも参加していない国のライダーに限られる。
3つの排気量クラス
エンデューロ1
2ストローク 100cc‐125cc
4ストローク 175cc‐250cc
エンデューロ2
2ストローク 175cc‐250cc
4ストローク 290cc‐450cc
エンデューロ3
2ストローク 290cc‐500cc
4ストローク 475cc‐650cc

前橋孝洋はもっとも厳しいと言われる最大排気量のE3クラスに挑む
カテゴリーと個人メタル
すべてのライダーは、3つの排気量クラスと、各カテゴリーに自動的に登録され、そこで「個人メダルアワード」の対象になっている。各クラスのトップの選手の成績から110%までのタイムで完走するとゴールドメダル、125%までがシルバーメダル、それ以下の完走者はブロンズメダルの対象になる。
カテゴリー1 ワールドトロフィとジュニアトロフィのライダー
カテゴリー2 ウイメンズトロフィのライダー
カテゴリー3 クラブチームクラスと個人参加のライダー