今年に入って、セロー250を買った。知ってたけど、ものすごく良いバイクで、売れる理由もよくわかる。そんな僕がいつものようにフェイスブックを回遊していたら、物欲がふつふつ沸きまくった。こいつは、きっとセロー史上でも、相当な銘パーツになる予感がする。(※旧記事に、インプレを追加したものです)
そう、クラッチのスプリングリテーナーなのだ。
クラッチは、調整するものだ。知ってた?
こちらのパーツを開発、販売している北村さんは、いつか取材したいと思っている「クラッチのスペシャリティ」だ。トライアルライダーが、こぞって北村さんのところにクラッチの調整に訪れるという。セローの場合、クラッチのリテーナーにこんなにクリアランスがあるんだけど、見ての通り、高精度のリテーナーが正確なクラッチのストロークを実現する。
トレールだから、このくらいのものでも十分な効果があるそうだ。精度をあげると、クラッチに曖昧なところがなくなることで、よりシャープにつなげることができるようになる。ウーポンもうまくいくってスンポーだ。
原理的には、クラッチの振動(ジャダー)を消してやることで、つながるまでの時間を短縮することができ、熱も持ちづらくなるとのこと。耐久性も上がるそうだ。