ホイール界のパイオニア、テクニクスからスーパーモタード用 16インチフロントホイールが登場。
ヨーロッパのモタード競技では既に16インチがトレンド
現在16インチのスーパーモタード専用スリックタイヤは、MICHELINのPOWER SUPERMOTOシリーズのみだが、全日本スーパーモタードに参戦するライダーからの要望は少なくない。フロントタイヤを16インチにすることで接地感が良くなりコントロール性が向上、旋回性も良いということから、マーケットのシェアを拡大中だ。これまで、専用のホイールが日本の市場になかったことから、テクニクスはボルトオンで装着できるホイールの開発に踏み切ったという。
剛性の高いリム、衝撃に強いスポーク
リムには既存のTGR RACING WHEEL TYPE-Rシリーズでも採用されているD.I.Dの専用リムを採用。センタースポークレイアウトを採用し、スポークとキャリパーのクリアランスを可能な限り確保した。
開発には全日本スーパーモタードの吉田雄一選手や中木亮輔選手、ASIAスーパーモトに参戦する高山直人選手などが協力、16インチ、16.5インチ、17インチサイズのタイヤの優位性を徹底的に検証し、16インチタイヤへの高評価を得たそう。
特にターマック部分でフロント荷重が掛けにくい、モトクロッサーベースのモタード車輌において、フロントタイヤを軸にしたリアスライドで向きを変える走法には重い16インチタイヤが偏平率が高く、少しの過重で路面を捕らえられるとのこと。
CRFシリーズはすでにデリバリーを開始しており、9月末までには全車種をラインナップ予定。
TGR
WHEEL TYPE-R(完全受注生産品)
フロント:16-3.5インチ / リア:17-4.5又は17-5.0 前後セット
価格:¥139,000(税別)
フロント単体:16-3.5インチ
価格: ¥80,000(税別)
リア単体:17-4.5又は17-5.0
価格:¥85,000(税別)