「フレームはYZ250Fと同じですが、旧モデルと同じようにエンジンハンガーでバランスを変更しています」と鈴木。ちなみに、モトクロス→クロスカントリーでは、エンジンハンガーの剛性を落とす方向に考えがちだが、ヤマハの出した答えは逆。鈴木は「剛性を上げる」という表現は避けているものの、ハンガーはより硬いものを使っている。これは、旧型でも同じ。「ガレで車体がよれることは、恐怖感につながります。それと、不整地を走るクロスカントリーでは、車体をしっかりさせて、サスペンションをより動かす方向で味付けしたほうが、適しているという判断です。車体がしっかりすれば、まっすぐ進むのです」と鈴木。
この日、JNCCでは3位へ入賞。ポテンシャルを見せつけた。
国内発表は、おそらく間もなく。試乗は、もう少し先の話になるけど、楽しみに待っていて欲しいと鈴木。