詳しくは後日お伝えしたいのだけれど、Off1.jp編集部もクロスカブにすごくすごく可能性を感じていて(単にカワイイし、便利だし、バイクとしての魅力がはんぱない…)、このたびの東京モーターサイクルショーにダートフリークさんからオフ仕様のクロスカブが発表されると聞きあわてふためいた。
ダートフリーク製作
クロスカブ110スクランブラー
元々、土の上を意識したハンターカブをイメージソースに持つクロスカブ。とにかくマニアックなファンがとても多くて、最新モデルはバックオーダーがかかっている状態。オフロードシーンを牽引するダートフリーク社としては、さらにそのオフロード色を濃くするカスタム車を作るのは、もはや当然の流れ。
全部が製品化されるわけではないはずだが、その詳細を見ていこう。
16インチ化されたリアホイールで、ミニモトのタイヤを履く
Z-WHEELでリアタイヤを17→16インチにサイズダウン。リアサスペンションの長さを延長したこととあわせて、リアのホイールトラベルを増やした。履いているのはダンロップMX33だから、思い切りモノホンのモトクロスタイヤだ。ダートを走れるか、なんてレベルじゃない。選手権に使われる「足」を手に入れている。
リアサスペンションはそのままに、リアサスペンションのボトム部分をZETAブランドで製作。これで3cmサスペンションが伸びている。
フロントサスペンションも、内部構造の変更で3cmアップ。
ハンターカブイメージの丁寧なエキゾーストワークス
やっぱりハンターカブといえば、アップマフラー。DELTAブランドのエキゾーストはすでにJMCAも取得済み。
リアウィンカーとの距離が気になる? ここは、開発段階でどの程度の熱の影響を受けるかもテストしており、ウィンカーに影響が出ることは無いという。
ハンターカブ、クロスカブの真骨頂は、やっぱりこのモノコックフレームに対してすらっと上に伸び上がるエキゾーストパイプだと、思う。膨張室を持ったスタンダードと同じように設計されており、しあげは美しい。
実はアドベンチャーバイク対応になったのだ!
お家芸ともいうべきハンドガードは、単に今までのラインナップを装着したのではない。新設計でコンパクトなものを新造しており、クロスカブの小さなハンドルまわりに合うようになっているのだ。そして、実はコレ、アドベンチャーバイクユーザー待望の商品。既存のハンドガードは、長すぎてフィッティングが難しかったが、これなら問題なく装着が可能になるという。製品化を心待ちにしたい!
ライトガードは、ZETAでビレットもの。先進的フォルムがクール。
明日、13時より東京モーターサイクルショーの西2ホール2-43デイトナブースにて展示予定。お見逃し無く!!