HondaのアドベンチャーモデルX-ADVはスクーターでありながらダートの走破性を高めたという唯一無二な存在です。今回はHondaが推奨している二輪用のETC2.0車載器を搭載し、カラーリングも一新してリリース。
モスグリーンの迷彩カラーで、さらにアドベンチャーらしく
これまでと一番大きく印象が変わったのが、やはりこのマットアーマードグリーンメタリック。カウルにライン状にカモフラージュ柄が入り、高級感のあるグリーンと合わさってよりアドベンチャーらしさを増しています。
グランプリレッドは従来のキャンディークロモスフィアレッドから少し明るくなり、配色を変更。ホワイトのラインが入ったことでよりHondaらしい仕上がりに。シルバーは画像だけでは判断が難しいですが、マットとついているので、これまでのデジタルシルバーメタリックより光を反射しないカラーリングになっていると思われます。
X-ADVは、昨年のモデルチェンジで2段階で調整できるトルクコントロールと、アクセル操作をダイレクトに後輪へ伝えてくれるようにクラッチ制御を変更するGスイッチを搭載し、元から搭載されているDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)と相まってスクーターとは思えない走破性を実現しています。今回新たに追加されたETC2.0によりさらに快適かつリーズナブルにツーリングが楽しめる仕様になりました。
価格・主要諸元
Honda
X-ADV
¥1,149,000(税抜)/マットビュレットシルバー
¥1,179,000(税抜)/グランプリレッド、マットアーマードグリーンメタリック
発売日:2019年2月21日
全長 (mm) | 2,230 | |
全幅 (mm) | 910 | |
全高 (mm) | 1,345 | |
軸距 (mm) | 1,580 | |
最低地上高 (mm)★ | 135 | |
シート高 (mm)★ | 790 | |
車両重量 (kg) | 238 | |
乗車定員 (人) | 2 | |
燃料消費率※3 (km/L) | 国土交通省届出値 定地燃費値※4 (km/h) | 40.0(60)<2名乗車時> |
WMTCモード値★ (クラス)※5 | 27.0(クラス3-2)<1名乗車時> | |
最小回転半径 (m) | 2.8 | |
エンジン型式 | RC88E | |
エンジン種類 | 水冷 4ストローク OHC 4バルブ 直列2気筒 | |
総排気量 (cm3 ) | 745 | |
内径×行程 (mm) | 77.0×80.0 | |
圧縮比 ★ | 10.7 | |
最高出力 (kW[PS]/rpm) | 40[54]/6,250 | |
最大トルク (N・m[kgf・m]/rpm) | 68[6.9]/4,750 | |
燃料供給装置形式 | 電子式<電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)> | |
始動方式 ★ | セルフ式 | |
点火装置形式 ★ | フルトランジスタ式バッテリー点火 | |
潤滑方式 ★ | 圧送飛沫併用式 | |
燃料タンク容量 (L) | 13 | |
クラッチ形式 ★ | 湿式多板コイルスプリング式 | |
変速機形式 | 電子式6段変速(DCT) | |
変速比 | 1 速 | 2.666 |
2 速 | 1.904 | |
3 速 | 1.454 | |
4 速 | 1.200 | |
5 速 | 1.033 | |
6 速 | 0.837 | |
減速比(1次★/2次) | 1.921/2.235 | |
キャスター角 (度)★ | 27°00´ | |
トレール量 (mm)★ | 104 | |
タイヤ | 前 | 120/70R17M/C 58H |
後 | 160/60R15M/C 67H | |
ブレーキ形式 | 前 | 油圧式ダブルディスク |
後 | 油圧式ディスク | |
懸架方式 | 前 | テレスコピック式 |
後 | スイングアーム式(プロリンク) | |
フレーム形式 | ダイヤモンド |