先日他社のアドベンチャーバイク用タイヤを掲載したばかりだが、ダンロップからも新作がデビュー。こちらは、ブロックではなくオフも走れるロードよりの設定だ。
DUNLOP
TRAILMAX MIXTOUR
名作、D604を彷彿とさせるコンセプト。
発売サイズ | フロント/リア | タイプ |
110/80R19M/C 59V | フロント | TL |
150/70R17M/C 69V | リア | TL |
90/90-21M/C 54H | フロント | WT |
150/70R18M/C 70H | リア | WT |
110/80R19M/C 59H | フロント | TL |
160/60R17M/C 69H | リア | TL |
サイズはフロント、リア3種ずつの展開。最大でリアは160/60R17M/Cの17インチだから幅の広いアドベンチャーバイクに対応可能。90/90のフロント以外はすべてラジアルタイヤで、十分なロード性能を発揮してくれるだろう。
■主な特長と採用技術
①パターン
オンロードとオフロード、両方の路面での性能を追求した新ブロックパターンを採用しています。オンロード性能は、直立からフルバンクまでの剛性がフラットになるようパターンを追求し、思い通りに反応するハンドリング特性を実現しました。オフロード性能はラグ溝を配置することで力強いトラクションを発揮します。
②コンパウンド
前後輪共にシリカとカーボンをブレンドし、ドライ、ウエットでのグリップ性能とライフ性能の両立を実現しました。また、結合力の強いカーボンを配合することで耐摩耗性を確保するとともにブロック欠けも抑制しています。
③構造
オンロード、オフロード両方での性能を発揮する最適な構造を追求し、ジョイントレス・ベルト(JLB)構造を採用することで、オンロードでの高速安定性とオフロードでの走破性を両立させました。
Off1.jpには関係のないところだが、このリリースとともに名作のネオクラシックタイヤTT100GPに、ラジアルタイヤがデビューしたり、サーキットレベルの走行をダンロップ初国内リリースしたというSPORTMAX Q4もデビュー。ダンロップの開発陣が何やら騒がしい!