もう少し続く、弾丸ママの後日談。
このとおり、タイヤはダンロップAT81。もし可能なら、これをゴールまで持たせたい…そんな目論見もあった今回のラリー。
300kmでこれなら、2000kmオーバーの行程も、まぁ、不可能ではないのだろうか。そんなイメージで走り続けた増田まみである。
まさかこんなに残るとは…
というわけで、ここからは早送りで見てもらおう。
LEG1 300km走行後
まずは既報済み。LEG1終了後。角が少しなくなったかな…程度。増田も「まるでグリップが変わった感じはしないですね」とのこと。SSは197km、ルートをあわせて300km程度の走行。
LEG2 700km走行後
角は丸くなってきた感。
LEG3
あまりかわらなくなってきた?
ちなみに、このLEG3あたりからムースが柔らかくなってきたことで、むしろグリップフィーリングは向上したとのこと。
LEG4
もはや、違いがわからない感。
LEG5
汚くて申し訳なし。山は十分。
LEG6 2000kmオーバーを完走
フロントに関しては、言うまでもなし。
AT81は減らない。
増田まみ、および関係者スタッフもここまでタイヤが残るとは、まったく想像していなかった。ギリギリ走りきれるくらいかと思いきや、十分まだいけるレベルで山が残っている。
ラリーの場合、たとえばダカールの上位連中なら毎日交換。中位くらいなら2日に1度の交換をするのが普通。このアジアクロスカントリーラリーの場合は、おおよそ2日もしくは3日に1度交換することが多い。タイヤの選択は様々で、FIMのエンデューロタイヤや、ハード系のモトクロスタイヤを選ぶ場合も多い。
ダンロップAT81は、昨今のタイヤラインアップには珍しく、エンデューロでも、モトクロスでもないクロスカントリーに向けたもので、ブロックハイトも高い。剛性もあるので、CRF250RALLYのような車重のあるバイクでも腰砕けしづらく、ベストな選択だったと増田。
次回は、路面別の増田まみコメントを紹介する予定だ。