芝浦工業大学の二輪車愛好会はこれまで多くのオフロードライダーを排出してきた歴史あるサークル。キャンオフ(キャンパスオフロードミーティング)東日本の中心大学の一つとしても活動し、卒業生はHondaやBOSCHなど、業界への就職も多い。しかし、その二輪車愛好会は2016年に活動休止状態になってしまった。
活動費を稼ぐためのレース運営
芝浦工業大学 二輪車愛好会では伝統のレース「芝1〜芝浦1速い漢 決定戦」を開催している。活動休止となった2016年、2017年には開催できなかったこのレースを今年、復活。現役、OB、他校生などが集まって軽井沢モーターパークでエンデューロレースが開催された。
現在は大学に認められていない状態で活動予算がもらえないため、このレースのエントリーフィーの一部を今後の活動費に当てるという。
栄光を取り戻せ、新入部員5人獲得!
非公認ながら今年は一年生も5人集まり、そのうち3人が今回のレースに参加。運営は上級生やマネージャー、OB有志が行った。現在部員は全部で8人。キャンオフにも積極的に参加し、活動の幅を広げてきている。
部長の松井宥樹さんが、今大会の実行委員長を務めた。
マディの軽井沢、ドロドロだけど、これぞエンデューロ
丸太やガレ場などもある本格的なエンデューロコース。雨の影響でコースはいたるところに谷地が発生し、非常に過酷なレースに。
僕も前日の夜中にお誘いいただき、参加させていただきました。
軽井沢モーターパークはモトクロス関東選手権なども開催されるモトクロスコースだが、周りの山や沢を使ったエンデューロレースも盛んに開催されている。7月29日には「ヒーローズ えんでゅーろ
第2戦 初めの一歩のハード系」と称し、ハードエンデューロの入門レースも予定。
芝浦工業大学 二輪車愛好会の今後の活躍と発展を心から応援したい。