先週から西日本を中心に豪雨の被害が大きく、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。熊本で予定されていた全日本スーパーモト選手権も中止となり、今後もイベントやレースのスケジュールも大幅に変更が予想されます。そんな中ですが、石川県出身の富田俊樹がアメリカでまたやってくれました。

富田俊樹がネイションズの会場で自己ベストタイ AMAモトクロス

AMAモトクロス第7戦の舞台は、今年のモトクロス・オブ・ネイションズでも使われるレッドバッド。450MXクラスに出場している富田俊樹が15-14と2ヒートともに安定した成績で総合14位、第4戦ハイポイントと並ぶ好成績をマークしました。なお、250MXの渡辺祐介は引き続き怪我の治療のため欠場となっています。

トップ勢はK・ロクスンが今シーズン初のヒート優勝を果たし、E・トマックがクラッシュ。総合優勝は2-1のM・ムスキャンの手に。トマックが大きくポイントを失ったことでムスキャンがランキングトップに躍り出ています。

MXGP第13戦

今シーズン絶対的な強さを誇っているJ・ハーリングスが鎖骨骨折により1レースまるまる欠場。2位のA・カイローリとのポイント差が縮まり面白くなってきていたMXGPですが、ハーリングスの走りにもはや骨折の影響は見られません。

画像: Photo by Ray Archer

Photo by Ray Archer

第13戦アジアGP(インドネシア)でも1-1で譲らず。カイローリとのポイント差を再び広げました。

また、MX2クラスでもP・ジョナスとJ・プラドのKTM勢が同ポイントでチャンピオン争いを繰り広げており、今年のMXGPはKTMの一人勝ち状態。

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