欧州のエッジーな帽体にあこがれて、並行輸入するものもいた2010年代初頭、SHOEIが満を持して発売した稀代のヘルメットがVFX-W。で、2018年にその後継として発売されたのが、このVFX-WRです。というわけで、JEC全日本エンデューロ選手権で、VFX-WRを使用しているトップライダーたちに突撃インタビュー。それぞれの第一印象を伺ってみましたよ。
IA #5 内山裕太郎
「とても軽くなっていますね。あと内装の肌触りがいい。これまで被る時に少し擦れたりしていたのがなくなって、快適になっています。従来モデルでは若干後ろ側が重く感じていたのですが、これは前後のバランスがとても良いです。」
IA #17 大川原潤
「持ってすぐにわかるくらい軽くなりました。被った感じも以前は前後が長い感じがしたのですが、少しコンパクトになったイメージがあります。内装類が柔らかくなったので、フィット感もよくなり、長く使っていても擦れて痛くなることがなくなりました」
IA #6 前橋孝洋
「従来モデルと比べて持った感じが軽いです。首に近い、下回りが軽くなってる感じがしますね。あと、素材が変わったからなのか、内装が微妙に大きくなったような印象があります。前モデルを使っていた人も実物を被ってサイズを確認した方がいいと思います」
まとめ
すべてのライダーの第一声が「軽い」でした。これは前モデルのVFX-Wに比べての意見ですが、持ってみればすぐにわかるくらい違うということでしょう。また、内装の変更も好印象ですね。
他にもそれぞれのライダーごとに目のつけ所が違い、興味深い意見も聞くことができました。ぜひ新しいヘルメット選びの参考にしてみてください。
SHOEI
VFX-WR
メーカー希望小売価格:¥48,000(税抜)
発売予定:2018年6月
カラー:ホワイト、ブラック、マットブラック
サイズ:S、M、L、XL、XXL
規格:JIS、MFJ公認
グラフィックモデルも続々登場予定
こちらは2018年7月発売予定のグラフィックモデル第1段。値段設定は¥60,000(税抜)と、ベーシックモデルに比べ高めになっていますが、独創的なデザインに仕上がっています。また、SHOEIからは今後も続々とグラフィックモデルのリリース予定があることが発表されています。