3月28〜30日の3日間にわたり、第52回東京モーターサイクルショーが東京ビッグサイト 東1・2・3・8ホールにて開催中です。スズキやヤマハ、トライアンフ、KOVEなど各メーカーで新型オフロードバイクの展示も多数ある今回、Off1ではオフロードのトピックにフォーカスし、その見どころをまとめました。また、"off1的楽しみ方"として和泉拓さんと東京モーターサイクルショーを回った様子をYouTubeにアップしているため、そちらもチェックしてみてください。
注目のスズキ DR-Z4S/4SMの実車を細部まで見る
スズキブースでは、新型「DR-Z4S」と「DR-Z4SM」が展示されています。1週間前に行われた大阪モーターサイクルショーですでに日本初お披露目を果たしましたが、大阪に行けなかった方にとっては実車を見る絶好の機会です。入り口に2台展示されており、ブース内では実際に跨り体験ができるマシンも用意されています。細部まで見て、その乗り心地を体験することができます。

新型DR-Z4Sのシート高は920mmと高め。展示車両はローシートを装備していて、約30mm低くなっているとのこと。実際に身長180cmのOff1編集部稲垣が跨ってみると、少しかかとが浮くくらいの足つき具合でした。
そのほか、モニターやハンドル周りなど細部までばっちり見ることができます。YouTubeには実際に跨った様子や車両について語っている様子をアップするため、そちらをチェックしてみてください。
- YouTube
youtu.beヤマハブースで展示、気になる”オフロードカスタマイズコンセプト車"

ヤマハブースには「オフロードカスタマイズコンセプト 参考出品」という名称のバイクが一台展示されています。この名称以外メーカーからは何も公表されていませんが、その見た目からインドネシアなどの海外で販売されている「WR155R」ではないかとの憶測も飛び交い注目を集めています。ヤマハといえば2020年に生産が終了した「セロー250」の人気が高く、その後継となるトレール車を求める声も多くあります。後継モデルの登場、日本販売の展開はあるのかなど、期待が膨らみます。
- YouTube
youtu.beトライアンフの新型オフロードバイクを見るチャンス

先日新型モトクロスマシン・エンデューロマシンの価格が発表され、その安さに多くの注目を集めているトライアンフ。ブースには450ccモトクロスマシン「TF450-RC EDITION」が展示されています。


実車を目の前にすると、写真ではわかりにくいマシンの細さや細部をじっくり見ることができます。こちらの車両についても、off1的楽しみ方をYouTubeにアップしているため参考にしてみてください。
- YouTube
youtu.beその軽さに驚く、KOVE 800X RALLY
KOVE/CAOFENブースでは、新型のKOVE 800X/800X RALLYが展示されています。オンロードとオフロード共に走れる800Xと比べ、800X RALLYはオフロードに特化したモデル。乾燥重量は165kgと軽量で、実際に会場ではマシンに跨ることでその軽さに驚く声が多く上がっていました。


@Off1_jp post on X
x.comOff1ではその車体を見て、跨って、測って……、じっくり堪能しました。
- YouTube
youtu.be注目の2台に跨れる、ダートフリークブース

デイトナブース内に併設されているダートフリークブースでは、同社が取り扱うパーツでカスタムした新たなコンセプマシン「CL250 Scrambler × Flattracker」と、発売が開始され注目度の高い大人用電動原付バイク「GE-N3(ゲンさん)」が展示されています。実際に跨ることも可能です。
なお、ダートフリークは4月4〜6日に開催される第4回名古屋モーターサイクルショーにも出展します。今回展示された2台に加え、創業35周年を記念してダートフリーク創業当時に活躍していた、YAMAHAワークスのYZ250Mを再現したYZ250F(2025年モデル)の展示や、ダートバイクプラス瀬戸店の物販、さらにGE-N3の試乗もできるなど、今回よりもさらに内容の濃いものになっているとのこと。詳細は特設ページをチェックです。
TM Motoの新型2st125マシンが見れる、RKタカサゴチェーンブース

RKタカサゴチェーンブースでは、自社のチェーンで作られた兜がお出迎え。一際存在感を放っています。
@tmmoto_jp post on X
x.comまた、同ブース内にはフルモデルチェンジを果たしたTM Motoの新型2st125ccマシン「EN 125 ES Fi 2T」も展示されています。セルスターターの標準装備や、サイレンサーやECUマップなどの各部がアップデートされているため、こちらも要チェックです。
新型マシン以外にも注目ブースが多数
株式会社BAN-ZIブース
@fujiwarashinya1 post on X
x.com塗料開発製造メーカーの株式会社BAN-ZIブースでは、ダカールラリー出場を目指す藤原慎也選手専用設計の450ラリーマシンが展示されています。アフリカエコラリーを完走したそのマシンを、間近で見ることができるチャンスです。
iRC TIREブース


ハードエンデューロライダー、ロッシ髙橋選手のマシン

GX20 GEKKOTAなどオフロードタイヤが展示され、それぞれの特徴をチェックすることができます
MFJ特設エリアでMeowの体験試乗会開催

MFJ特設エリアにてヨツバモトのキッズ用電動バイクMeowの体験試乗会が開催されています。装備はレンタルが用意されていて、スタッフが丁寧にサポート。バイクに乗るのが初めてのお子さんも、安心して試乗を楽しめます
全日本マシンの展示も多数

ホンダブースには電動モトクロスマシン「CR ELECTRIC PROTO」と電動トライアルマシン「RTL ELECTRIC」が展示

MFJブースでは、左から全日本エンデューロ選手権馬場亮太選手号、全日本スーパーモト選手権小原堅斗選手号、全日本モトクロス選手権川井麻央選手号のチャンピオンマシンが並んでいます

DUNLOPブースには横⼭遥希選手のマシンが展示されています
今回ご紹介したOff1的見どころを参考に、ぜひ現地へ足を運んで東京モーターサイクルショーを楽しんでください。