チャンピオンが決定する44キッズクロス 2024 最終戦。プライドをかけた優勝争いが各クラスで繰り広げられる……!

11月17日(日)、4月に開幕した44キッズクロス2024もついに最終戦を迎えました。会場は三重県にある鈴鹿ツインサーキット。前日の雨の影響が残り一部マディコンディションだったものの、午後には回復しベストコンディションでレースが行われました。

開催クラスはスーパーMOTO-E/ファースト50/スーパー50/リミテッド50/ファースト65/スーパー65・110/85・150/エンジョイクラスの全8つ。今年も上位クラス(スーパーMOTO-E/スーパー50/スーパー65/85・150)は年間チャンピオンシップの対象となり、今季シリーズ優勝をしたライダーは翌シーズン1年を通してサポートサービスを受けることができます。

丹羽が全戦優勝&3年連続チャンピオンを達成、スーパーMOTO-Eクラス

キッズ用電動バイクで競い合うスーパーMOTO-Eクラス。2022年から2年連続チャンピオンを獲得している丹羽群青(#1)が、これまで各大会全ヒートで優勝を果たし、連勝記録を伸ばしてきました。最終戦も丹羽が優勝を飾るのか、それとも他のライダーが連勝を阻止するのか、トップ争いが見どころとなりました。

画像1: 丹羽が全戦優勝&3年連続チャンピオンを達成、スーパーMOTO-Eクラス
画像2: 丹羽が全戦優勝&3年連続チャンピオンを達成、スーパーMOTO-Eクラス

ヒート1、スタートで飛び出したのは篠田昇冴(#12)。その後ろに宮崎智也(#23)、丹羽と続いていきます。丹羽はスタートで出遅れたものの、序盤で前を走る篠田との差を徐々に縮め、パッシングポイントを冷静に見極めます。しかし、篠田も負けじとブロック。前を譲らぬ走りでトップを守ります。しかし、丹羽も離されることなく篠田に迫り、レース序盤でトップに浮上。その後単独走行へと持ち込みます。トップ3は丹羽、篠田、宮崎と続き、そのままの順位でゴール。丹羽はシリーズ全勝に向けて王手をかけました。

画像3: 丹羽が全戦優勝&3年連続チャンピオンを達成、スーパーMOTO-Eクラス

一方、後方ではレース序盤から5番手を走る山田逞翔(#25)を、高取叶橙(#16)と広野あかり(#121)が追いかける展開。3人のベストラップタイムを見ると、山田が45.735秒、高取が45.632秒、広野が45.997秒と僅差で、つかず離れずの距離感でレースが進みます。山田が一歩リードしつつも、高取と広野が粘り強く追いかけ接戦を展開。プレッシャーがかかる山田ですが、冷静な走りでミスすることなく順位を守り切りゴール。高取、広野という順でレースを終えました。

画像4: 丹羽が全戦優勝&3年連続チャンピオンを達成、スーパーMOTO-Eクラス

ヒート2も丹羽が追い上げの展開となりましたが、すぐにトップに立ち後方を引き離します。一方2番手には篠田がつき、宮崎が追いかけるかたちでレースが進行。篠田が懸命にポジションを守り、宮崎も負けじと後方から隙をうかがいます。レース終盤、宮崎が篠田をパス。丹羽、宮崎、篠田の順位でゴールを果たしました。

全ヒート優勝した丹羽は見事チャンピオンを獲得。今シーズンでスーパーMOTO-Eクラスを卒業するとのことで、最後のシーズンを全勝で終える、見事な強さを示しました。

画像1: 小島庸平のワンポイント・アドバイス!

小島庸平のワンポイント・アドバイス!

「群青選手が全ヒート優勝を果たしましたね。ずっと勝ち続けてきて、他のライダーにとって憧れの存在にもなって、最後まで強かったなと思います。一方で、篠田選手は群青選手と比べてもラップタイムにそこまで差はなくて、食らいついていく速さが見えました。MOTO-Eクラスは日本唯一の電動バイクのクラスで、初参戦の人も増えてきて、参加しやすく、レベルも高い良いクラスになっていると感じましたね」

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