現在開催中のエルズベルグロデオもいよいよ大詰め。2日に渡る予選やサブコンテンツ的レースを終えて、いよいよ現場は決勝朝を迎えている
藤原慎也が3列目へ、吉良祐哉が奇策で惜しくも1列目を逃す
予選2日目が終わり、[500名の本戦走行リスト](https://ebrtiming.motorradreporter.com/checkpoint/5
)が発表。こちらには1〜500番のゼッケンが振られているだけだが、例年通り50名ずつの列でおおよそ3分くらいおきにスタートとなる。この列による時間差はリザルトには反映されず、列が遅いことで単純に不利になってしまうのがエルズベルグロデオである。さらに、後列のライダーは渋滞に巻きこまれること必至で、完走を目指すなら少なくとも3列目までには入っておきたいところだ。
日本のライダーの結果は、藤原慎也が3列目(#108)、石戸谷蓮4列目(#185)、吉良祐哉6列目(#282)、大神智樹7列目(#312)となった。日本国内で開催されているレースなどのリザルトから判断するに、通常とはかなり異なる結果が出ている。
なお、吉良祐哉は優勝者のみ1列目の権利を得ることが出来るSIBERIA Trial Xtreme Challengeにも参戦してトーナメント戦を勝ち進み、なんと2位敗退と惜しいところへ。
ライダー達は決勝を睨んでマシンの仕様を変更するなど慌ただしい前日を過ごした。1日目の走行順が早かったことで非常に有利な状況を得た藤原は、これ以上のタイム向上は望めないとみて2日目の予選を走らず。セットアップに時間を要してしまうが準備は万端。観戦に訪れている父親の手によって様々なモディファイも加えられているとのことで、しっかりパワーを手に入れたGASGAS EC300で初の完走を目指す。