勝利への熱意が見えたトップ争い、85/150クラス

年齢によってJr.AとJr.Bに分けて開催していた85ccクラスですが、2023シーズンは2クラスを統合。これにより年齢制限が無くなったことで新たなバトルが生まれるきっかけとなりました。

画像: 青木一馬選手(#12)

青木一馬選手(#12)

ヒート1では44キッズクロス初参戦の青木一馬選手(#12)がホールショットを決めると、昨年の44キッズクロススーパー65チャンピオン齋藤輪選手(#89)とJr.Aクラス総合2位の水野零埜選手(#80)が青木選手を追います。青木選手はライダーパーク生駒がホームコースということで、ライン取りやスピードの乗せ方などからコースの乗り方を熟知した走りを見せ、後方との差を広げていきます。

画像: 齋藤輪選手(#89)

齋藤輪選手(#89)

一方、後方につける齋藤輪選手と水野選手が2番手争いを繰り広げます。3番手につける水野選手がペースを上げていき、レース中盤に齋藤輪選手をパス。トップの青木選手を目指すもタイムアップとなり、ヒート1は1位青木選手、2位水野選手、3位齋藤輪選手という順位になりました。

画像1: 勝利への熱意が見えたトップ争い、85/150クラス

ヒート2も青木選手がスタートから前に出ると、水野選手がその後を追う展開に。水野選手は周回を重ねる中で何度も攻めますが、青木選手は上手くかわしトップを譲らず、レース序盤から攻防戦が繰り広げられます。観客も息を呑む接近戦を見せる中、水野選手が青木選手のインをつき、5周目にトップに浮上。そこからさらに勢いに乗った水野選手は青木選手と差を広げ、そのままトップでゴール。最後まで諦めず攻め続けた水野選手がバトルを制しました。

画像2: 勝利への熱意が見えたトップ争い、85/150クラス

ヒート3も水野選手が青木選手を追いかける展開。水野選手が差を縮めていきますが、ミスによって差が広がってしまいます。青木選手はそのままトップを守り切り、最後はガッツポーズ! 2ヒートを制した青木選手が総合優勝を果たしました。なお、青木選手は今大会で1分26秒台を記録。これは青木選手が目標としていたタイムということで、レースでの競り合いがスピードアップするきっかけとなりました。

画像7: 小島庸平のワンポイント・コメント!

小島庸平のワンポイント・コメント!

1クラスに統合したことで、幅広いレベルのライダーがエントリーしてくれました。青木選手はジャンプを綺麗に飛ぶし、コーナーも速度を落とさず、他のライダーよりも全体的なスピード域が高く感じました。スムーズな走りに惹きつけられましたね。スピードを乗せながら走る上手さが、他のライダーとの差をつけていたと感じます。

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