ブルーフレームのフルカスタムYZ125、ダートバイクプラスが放つ「モクモクプロジェクト」

日本最大のオフロードバイク用品専門店ダートバイクプラスが、話題の2022年式YZ125をベースにフルカスタムマシンをビルド。パウダーコート、カシマコートなどによる煌びやかなドレスアップに加えてHGSパイプで武装、2ストラバー理想のマシンを爆誕させた

ダートバイクプラス

YZ125モクモクプロジェクト

北米で盛んにリリースされる映像作品や、全日本モトクロスの2ストクラスなど、年々盛り上がりを見せる2ストロークモトクロス界隈。このホットなゾーンに向けてダートバイクプラスとダートフリークが、総力を結集して仕上げたマシンがこちらだ。注目はDF CRAFTによるパウダーコーティング。随所に見られるマニア泣かせのカラーリングは、まるでファクトリーマシンのよう。

このプロジェクトはダートバイクプラスのYoutubeチャンネル
で全バラ分解から塗装の各工程、組み立てまですべてが公開されており、同じようなリビルド系カスタムの参考になる。大人のプラモデル的に少しずつ組み立てていくのも面白いだろう。このモクモクプロジェクトのYZ125は今のところ実走の予定はなく、ダートバイクプラス瀬戸本店やイベント時に展示されるとのこと。

フレームにはラメ入りのパウダーコーティング。ステムブラケットをZETA製へ換装、さらにはチタンボルトをふんだんにちりばめた豪華なスタイリングに。チタンボルトは軽量さや見た目のよさだけでなく、締結されたパーツの剛性チューニングにも繋がる。

ケース周りのカバーには硬質アルマイト風のパウダーコート。鈍いブラウンはファクトリー然とした仕上がりだ。左側のダイナモカバーは樹脂製なのだが、コーティングすることで金属のような仕上がりになった。キャブレターの黄色いタイゴンチューブは、かつてのUSファクトリー風。細かなこだわりがニクイ。

エキゾーストパイプにはHGSをフルセットで装備。クリア塗装すらかかっていない潔いロウフィニッシュ。溶接痕の生々しさこそが2ストロマン。

リアサスペンションのスプリングとフロントフォークのインナーチューブをゴールドで統一。特にフロントについてはアウターのカシマコートとあわせてフリクションを大幅に低減、上質な動きを実現する。

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モクモクプロジェクトは、全9回！　心してご覧あれ。