全日本エンデューロ選手権で4度チャンピオンを獲得、日本人唯一のISDEゴールドメダリストである釘村忠選手が、初級〜中級エンデューロライダーに向けてライディングテクニックを教えてくれるシリーズ!

実際にバイクに乗って再現
アクセル操作は??

画像1: 実際にバイクに乗って再現 アクセル操作は??

ジャンプに入る手前で膝を曲げておきます。また、ここでは少しでもいいのでアクセルを開けて加速してあげてください。そうすることで、よりリアサスを縮ませることができます。ジャンプは主にコーナーの出口などにあることが多いので、自然とアクセルを開けて進入することが多いのですが、もしストレートの先にあった場合には、ジャンプ手前で一度アクセルを戻して開け直し、加速しながら斜面に進入するようにします。

画像2: iRCTIRE Presents 釘村忠が教えるエンデューロテクニックVol.8「サスペンションを使った安全なジャンプのキホン」

初めはゆっくりなスピードで練習し、ジャンプに対する恐怖心を徐々に取り除いていきましょう。慣れてくるまではスピードを上げなくても大丈夫です!

画像2: 実際にバイクに乗って再現 アクセル操作は??

バイクが斜面を上り始めると同時に膝を伸ばしていきます。ここではまだアクセルを開け続けています。

画像3: 実際にバイクに乗って再現 アクセル操作は??

飛びきった時には膝を完全に伸ばしきって、リアサスを解放してあげます。膝がサスペンションの伸縮と同じ動きをすると、一体感が増して安定しやすくなります。

画像4: 実際にバイクに乗って再現 アクセル操作は??

そしてリアタイヤが斜面から離れると同時にアクセルをゆっくり戻してあげます。そうすることでフロントが上がりすぎるのを防いであげます。また、ジャンプ中に姿勢が崩れたりした際にはアクセルを開けることで姿勢を制御することがあるため、飛び出し時にはアクセルを閉じているほうが安全です。

画像3: iRCTIRE Presents 釘村忠が教えるエンデューロテクニックVol.8「サスペンションを使った安全なジャンプのキホン」

飛びきった時に急にアクセルを戻してしまうと、リアサスペンションの反発が大きくなるので、アクセルはゆっくり戻します!

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