子供がみんな大好きなカードゲームで
オフロードバイクに興味を持って欲しい
このカードゲーム、そもそものきっかけはまだバイクに興味を持っていない子供たちに少しでもバイクに興味を持ってもらいたいという気持ちからスタートしたもの。
クワバラファクトリーを展開する桑原幸治郎さんはモトクロス国際B級ライダーだ。元々は京都府にある京丹波モトクロス場の運営に携わり、そこでキッズたちにモトクロスを教えていたところ、ドアノブ握りができないキッズの矯正器具「ライドグリップ」を開発したところからクワバラファクトリーをスタートさせた。
グリップの根本に差し込むだけで、自然とドアノブ握りが身につくというアイデア商品。金型を作って特許も取得しているという。
「人口が減少しているオフロードバイク業界をなんとか盛り上げたいんです。僕は0を1にするのが好きなので、誰かがバイクを始めるきっかけを作りたかったんですよ。最初は自分で色んなカードゲームを買ってきて実際に遊んでみて、自分の家族や会社の同僚に協力してもらって、ルールを構築するのに1年以上費やしました。
最初の『ライドグリップ』から通しても、はっきり言って大赤字なのですが、トップライダーの皆さんに名刺代わりに配ってもらったりして、子供たちが喜んでくれたら嬉しいですね。そしてカードをもらった100人のうち1人でも、実際にバイクに乗り始めるきっかけになってくれたら、それだけで僕は全て報われるんです」と桑原さん。
クワバラファクトリーでは他にもこのようなバイク用品を象ったキーホルダーも制作している。
レース会場へ出店してガチャガチャで販売したり、大阪のバイクショップ・ニュートン、チャージャー、ビバーク大阪、尼崎のモトショップ ハシモトでも常設で販売している。さらに3月19-21日には大阪モーターサイクルショーにも出展予定!! こちらはなんでもセローオーナーに向けた新製品の発売や、自由に遊べるおもしろ企画もあるそうなので、来場予定の方はぜひお立ち寄りください。