iRCTIRE Presents 釘村忠が教えるエンデューロテクニックVol.5「ブレーキングギャップのいなし方」

ブレーキは手前で終わらせ、コーナリング姿勢でアクセルを開ける

まずはアクセルを開けてサスペンションを縮ませる方法。これは、前回の「ブレーキ編」で教わったように、コーナーのもっと手前でブレーキを終わらせておき、ギャップを通過するタイミングではしっかりニーグリップをして車体を安定させておきます。そしてギャップを過ぎてからコーナリングフォームを取り、アクセルを開けながらコーナーを通過します。このギャップをスタンディングで通過することができれば、さらに安定感を増やすことができます。

この時、「ブレーキ編」で教わったように、ブレーキを引きずっていると、なお良いです。

↓ブレーキ編の記事はこちら！

IRCタイヤ Presents 釘村忠が教える「ブレーキタイミングを早め、コーナーで加速する」 - Off1.jp（オフワン・ドット・ジェイピー）

さて、大変ご好評いただいているこの釘村忠のライテク記事も4弾目となりましたので、ここから裏テーマ「ブレーキ編」に入ります。ここでは釘村選手のスムースライディングにおけるブレーキの考え方をしっかりと教わってみましょう。

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「こういったギャップを通過する時に大事なことは、リアサスを伸ばさないようにすることなんです。なので、ギャップの手前でブレーキは終わらせておいて、ギャップを通過する時にはきちんとニーグリップした姿勢をとってアクセルを開けることでリアサスを使っています。そうすることでギャップによるバイクのピッチングを最小限に抑えることができるんです」

この通り、ニーグリップすることで車体と体が安定し、ギャップで跳ねにくくなり、しっかりとしたコーナリングフォームを作ることができます。