新エンジンは、吸気系・点火系が大幅に変更されている

画像: 新型YZ125にあわせた特注のVFORCE4Rがおさまる

新型YZ125にあわせた特注のVFORCE4Rがおさまる

画像1: 新エンジンは、吸気系・点火系が大幅に変更されている

その、辻が感銘をうけた125ccユニットは、見た目こそ旧型に酷似しているものの、中身は別ものに進化した。腰上だけでなく、クランクケースまで設計しなおし、新造している。

画像2: 新エンジンは、吸気系・点火系が大幅に変更されている

まず、吸気角度である。シリンダーの合面を8mmもアップすることで、吸気をスムーズに。

画像3: 新エンジンは、吸気系・点火系が大幅に変更されている

クランクケースリードバルブの2ストロークの場合、吸気はクランクケース側に入るのだが、新型ではその角度をみなおし、ピストン裏側にスムーズに混合気がひっぱられるような形状になった。

画像1: 新生YZ125に確かな手応え。辻健二郎「とにかくスムーズにまわるエンジンで、今までにないフィーリング」
画像2: 新生YZ125に確かな手応え。辻健二郎「とにかくスムーズにまわるエンジンで、今までにないフィーリング」

ピストン、コンロッドも仕様を変更。圧縮比は、8.6から8.2に落ちているのだが、これは計算上のもので2スト特有の充填効率の改善により、実質的には旧型と相違ないスペックになっているとのこと。

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