きめ細やかなセッティング能力と、自らの開発したエキゾーストがマッチする
昨年から、石浦がトライしていきたのが、サードパーティのECUであるGETでセッティングを煮詰めることだった。GETをとりあつかっているアズテック社橋本氏も、石浦のセッティング能力に太鼓判を押している。
![画像1: きめ細やかなセッティング能力と、自らの開発したエキゾーストがマッチする](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2021/04/07/53ad51c052ff8f37b90c31b858b7f4f802b5f9f0_xlarge.jpg)
「大塚豪太の車両には、GETをつけて走ってもらいます。オリジナルマフラーのテストと、GETのテストを進めています。純正ECUでテストするときにアナログ的にデータをとっているんですが、GETのロガーを使うと情報量がまるで違っていて、そういう面でだいぶ助かっています。レース時も、現場にいないことがあっても、データをある程度持って帰れそうだなと。
マフラーを変えたり、チューニングをすることで空燃比がかわってきちゃうんですが、空燃比がライディング中に急に変わるような部分が乗りづらく感じるようなんです。そこをなだらかにしてあげるようなセッティングをしていますね。マフラーの仕様をかえたときや、要望にこたえてセッティングを変えたとき、どこまで追い込めるか、が大事だと感じています」とのこと。
![画像2: きめ細やかなセッティング能力と、自らの開発したエキゾーストがマッチする](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2021/04/07/d55fef7ba8389d1ae3cca638aad6cf5d8b84e3ac_xlarge.jpg)
取材時、まだ完成ではないとのことだった。開幕に向けて、わずかな時間を使って追い込んでいく。昨年までとは違った、GOSHI Racingの挑戦がいよいよ本戦へはいる。