整備時の汚れ+水ダメージ
渡辺さんは整備をする際にグローブやゴム手袋をせず素手で行うため、作業中は常に油汚れが付いている状態。そのままだと他の物が触れないので作業毎に手を洗う必要があります。
「僕の整備のルールは1作業、1手洗い、1掃除なんです。だから1日の中で手を洗う回数が普通の人に比べて圧倒的に多いんですよ。それに、油汚れって普通の洗剤だとなかなか落ちないじゃないですか」と渡辺さん。
肌の強い弱い関係なく、それだけ手を洗う回数が多いとやっぱり手(肌)にダメージはくるもの。多い時には1日に10回以上も手を洗うことがある渡辺さん、特に指の又部分が乾燥してしまう悩みも抱えていました。
「僕も以前は、手荒れ対策でハンドクリームを塗った事があるけど、あれだと滑ってしまって整備する上ではメリットが無いんですよ」と辛口なコメント。
油汚れだけじゃない、意外な粉汚れにも効果アリ
渡辺さんに最初にクリームを渡した際は「ハンドクリームみたいなもんでしょ? 俺ああいうの苦手なんだよ」とこぼしていたのですが、使ってみた感想を聞くと大絶賛の声が帰ってきました。そもそも整備の汚れ=油汚れだけでは無かったのです。特に汚れ防止に効果を発揮した箇所について渡辺さんはこう話してくれました。
「特に手(指先)が汚れるのはブレーキ周りなんですよ。ブレーキダストが手に付くだけでなく、爪の間や指紋の隙間に入ってしまってなかなか落ちないんです。これを落とそうと思うとお湯で洗ったり、ブラシで何度もこすらないといけないから手間がかかりますよね」
しかし、クリームを塗ってから作業すると、手に汚れは付いてもサッと洗い流せるだけで無く、爪の間、指紋の隙間の汚れもかなり抑えられたと言います。たしかに、整備後に手を洗って見た目だけはキレイになっても、爪の間は汚れている、なんて方も多いですよね。
工具をしっかり握れるヒミツ
一般的に考えてハンドクリームを手に塗った後に、何か物をつかもうとすると滑ってしまうことが多いと思います。しかし、プロテクトJ1は塗った後すぐ乾くのでそのようなヌメりもありません。それでも、クリームを塗った手で物を、特に工具なんて握ったら滑ってしまうでは…と思う方も多いと思います。しかし、渡辺さんが体感したのは真逆の効果だったのです。
「クリームを塗って驚いたのは汚れを防ぐだけで無く、グリップ感が明らかに増したんですよ。最初は工具の持ち手素材や形状のせいかな、なんて思ったんですけど、普段使っているものだからこそ握り心地は熟知しています。それでもその違いがはっきりわかるくらい体感できます」と驚きの様子。
これは気のせいではなく、クリームの効果として汗を抑制する機能があります。つまり、手汗が出るから滑るわけであって、その手汗を抑制することで本来のグリップ力を生み出してくれているというワケなんです。
また、塗った後の耐久性についても好印象で、「工具をグッと握っても、塗ったクリームが剥がれる訳では無いし、塗った事によるデメリットも無いですね。むしろ僕にとっては無くてはならない存在です。整備の時にコレを塗らない理由はないですよ」と大満足。
これからは工具箱にもプロテクトJ1が当たり前になるかもしれませんね。
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