現在、ホンダとKTMの熱戦が繰り広げられているダカールラリー。そのホンダの誇るCRF450RALLYには、日本が培ってきた様々なハイエンドテクノロジーが仕込まれている。今回は、足下であるスイングアームに密着してみよう。
精度を計測、細かな最終的な調整をかける。加工後まもなくおこなうため、修正が可能なのだとか。
日本のものづくり
全日本モトクロス九州大会は、地元ということもあって合志技研のブースが出展。そこには、昨年ダカールを優勝したリッキー・ブラベックのウィンドシールド、そしてスポンサードしているスイングアームが展示されていた。
コロナ禍によって中止になってしまった、東京モーターサイクルショーには、女子社員がデザインしたというカブが出展予定だったという。
マフラーを製作しているだけあって、ネコは飾りではなくちゃんと尻尾から排気するのだそうだ。そもそも、日本のホンダが伝統のあるダカールで活躍する姿こそ、我々が望んでいたものだけれど、それを支えるのも日本の企業。モノ作りに熱い情熱を注ぎ込む、彼らが土台を作っているのだと思うと、ダカール後半戦を見る目も変わってくるのではないだろうか。