ハードエンデューロでは多くのライダーが2ストロークを選択する。BETAやKTMはもちろん、YZ125X/250Xなどが主なマシンになっている。4ストロークがいたとしてもYZ250FXがほとんど。そんな流れの中、一人旧型のCRF250Rをベースにしたマシン(しかもあえて新型を避けて、同じ型式のCRF数台を乗り継ぎ!)でハードエンデューロのトップカテゴリーG-NETで黒ゼッケン入りを果たし、優勝争いに絡む走りをするライダーが、大阪・高石二輪の中野誠也だ。

トライアルレジェンドが作るワンオフパーツがてんこ盛り!

画像2: CRFでハードエンデューロに勝つためのノウハウが詰まった中野誠也のマシン作り

ラジエターガードは大宮製作所のワンオフ。チタン製で、市販のアイテムよりも軽量で耐久性も高いという。

画像1: トライアルレジェンドが作るワンオフパーツがてんこ盛り!

こちらは以前乗っていたCRF250Rから引き継いだパーツで、やはり大宮製作所製のアルミシャフト。

画像2: トライアルレジェンドが作るワンオフパーツがてんこ盛り!

リンクは剥き出し? と思いきや、こちらは丸型のアルミケースを被せてリンクをガードしている。こちらも大宮製作所。軽量で、一回も壊れたことはないという。

画像3: トライアルレジェンドが作るワンオフパーツがてんこ盛り!

大宮製作所製のパーツでも一番大事なのがこちら。ボアアップして300ccになっている中野のCRFは特にクラッチが減りやすい。そんな時に、簡単にレバーの角度を調整できる。「クラッチが急激に減ってくると張って、レバーが遠くなってくるんです。それを近くに寄せるために調整できます」

画像4: トライアルレジェンドが作るワンオフパーツがてんこ盛り!

調整に使う六角とスパナは、常にハンドルバーパッドに内蔵しているため忘れることはない。

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