エンデューロ遠征は旅行感たっぷり
仲間と一緒に修学旅行気分で楽しもう!
今回、大勢のライダーが日本中から四国に集まった。もちろん一人で遠征するのは運転も大変だし、経費もかかるため、何人かで乗り合いで行くことになる。仕事やお金に余裕があれば、前後に休みをとって仲間と一緒に旅行気分を楽しんでしまうのも、エンデューロレースの醍醐味なのだ。
埼玉、群馬、栃木から集まって遠征した20〜30代のチームは、木曜日の夜中に出発して金曜日は京都観光、土曜日に四国観光、日曜日にレース、月曜日に帰宅という余裕のスケジュールをとっていた。
シコクベルグ12位で完走、一桁はやはり遠い…お疲れさまでした pic.twitter.com/VOZYXUSeSj
— もりー (@motomorrino) October 25, 2020
仲間内でのトップゴールはもりーくん。昨年のHIDAKA ROCKSも完走している、ハードエンデューロだけでなくクロスカントリーでも徐々に頭角を表しているライダーだ。
CP8通過! ここまで楽勝や…!!ガハハ!! #シコクベルグ pic.twitter.com/AUpnKIRLpu
— ゆうのり@シコクベルグ#7 (@yu_nori) October 25, 2020
ゆうのりくんは各CPでスマホを取り出し、自撮りする余裕。そしてしっかり完走。あれれ? このあとあたりで会った時に、だいぶ苦戦していたので、余裕こいててギリギリで完走出来ないパターンかと思ったのに(笑)。
#シコクベルグ
— suzuki (@suzuki_8126) October 26, 2020
モッサーキャブキックをなめてました…
地獄への入口?のガレ登りで、キック地獄&イゴで泣きました。
約2時間かけて、ゴール45位でした^^;
最後の坂でモッサーキャブキックパイセンのトミーくんに抜かされたのが凄く悔しい、、、�
怪我なく終われたのでOK! pic.twitter.com/bOKFSnUEcL
suzukiくんはなんとモトクロッサーYZ250Fで完走。もちろんキャブ。セルなんて甘えのキックオンリー。みんなちゃんとレース中に写真撮ってるけど、あえてのツイッター埋め込みで。
渋滞ひどい pic.twitter.com/vMPaoPTvdw
— たーにゃ@チョコボーイ's (@ta_nya114514) October 25, 2020
ただ一人たーにゃさんだけはスタートが特に後ろの方だったため渋滞に巻き込まれてしまい、CP5でタイムアップ。今回、クラス分けのない300台一斉レースだったために、このように実力はあるものの、渋滞待ちで進めず消化不良だったという声もチラホラと。しかし、それもまたエルズベルグ・ロデオを模したレースの宿命。事実、石戸谷もエルズベルグ・ロデオで渋滞待ちに巻き込まれ、タイムアップを喫しているのだから……。
日曜夜から月曜にかけては僕も同行させてもらい、絶品さぬきうどん山越さんを堪能。ウマかった!
番外編! こんなマシンもいたよ!
なんと、PWで参加したライダーも。おそらく多くの観客にヘルプされてだろうが、CP2までクリアし、ムーンサルトでタイムアップ。
逆方向ですごいのはBMWのHP2。重いのはもちろんですが、バイクのお値段が……。こちらもやはりCP2まで。だけど、最初のヒルクライムを上がるだけで、どれだけすごいことかわかりますね。
最後に、今回僕は飛行機で四国へ向かったため、現地で移動するためのバイクがなく、どうしてもトップライダーを追うためにはバイクがあった方が早くてシャッターチャンスも増えるし、前週のG-NET広島から足の調子が悪くどうしても足バイクが欲しかったため、徳島在住でこのレースの開拓にも参加されたライダーの笠原潤さんにXR BAJAをお借りしたので、ここで供養させていただきたい。
レース中「キレイなバハですねー!」と声をかけてくださった方、僕のじゃなくてすいません。ほんと、シコクベルグの会場によく似合う、とても素晴らしいバイクでした。BAJAに憧れるイチライダーとして、憧れの一台だったので、嬉しかったです! 本当にありがとうございました。