iPhoneは、発売当初新しかったか。様々なところで言われている話だが、実際にはスマートフォンそのもの自体iPhoneよりも先んじた製品が多かったし、その昔はPDAたるプロダクトも存在した。それでもiPhoneが、スマートフォンのなかでもイノベーティブだと言われ続け、故ジョブズは神格化されている。ものごとのスマート化、つまりは真の情報化は、仕組みをつくればマーケットで受け入れられるのではない。情報をいかに整理・編集し、大勢に理解できるアプローチで動的なプロダクトに結びつけるか。iPhoneでいうなら、ヌルヌル動く使い勝手や、育ててきたiTunesなどがそれにあたるんだろう。モトクロッサーは、スマート化できているだろうか? その答えは、欧州で発表された21モデルのSXシリーズにあるような気がする。
KTM
125SX
キャブレターをチョイスした2ストロークモトクロッサーは、21モデルで125/150に関してピストンとクラッチの内部構造を一新。
KTM
250SX
250SXも、継続されている。