東南アジアで展開される、新ハイエースバン
2019年、展開されている新ハイエースはこんな概要だ。
タイのハイエース
TOYOTA COMMUTER
TOYOTA HIACE
ラインアップは2種。バスのほうは、ハイエースでは無く「コミューター」という名前で展開されている。
タイのパラリンピック委員会にも、コミューターが寄付されたとのこと。かなり使用用途にわりきったラインナップなのが、タイの新ハイエースの特徴だ。
2005年からタイへ正式に参入したハイエース
トヨタがタイへハイエースを輸出しはじめたのは、2005年。またたく間に、送迎サービスなどでハイエースはヒット商品になり、それまでの改造された相乗用ピックアップトラックから取って代わっていた。日本とは違った装飾が特徴で、独自の文化「タイエース」を築いているのも特徴。
「1967年のトヨタハイエースの誕生以来、ハイエースは経済成長を支えてきました。ワゴン、バンの現在のモデルは、15年間発売されていて、発売以来5世代目になります。トヨタハイエースの全世界の販売台数は150カ国以上で、約630万台になると見込まれていますが、これらの新製品はタイでも世界でも最も人気のあるモデルです」とはトヨタ自動車のチーフエンジニア、石川拓雄氏。
Macpherson Strutフロントサスペンションは、ドライバー・乗客ともに優れた快適性を実現するという。
また、最も話にあがるセミボンネットスタイルは、安全性を向上するだけでなく、音響や車内の静粛性にも好影響を与えるとのことだ。振動も抑えられており、コミューターとしての質を向上している。