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2019年7月22日付で公開された、本田技研の特許資料にCRF250Lらしき図面が掲載された。内燃機関に関する資料で、その構造はかなり先進的だ。ただし、特許取得=製品化にはつながらないので、参考程度と認識したい。

※特開2019-120170より、引用

画像1: CRF250Lに異変、デュアルプラグ&直噴エンジンの可能性も

本特許資料に掲載される、車両断面図は明らかにCRF250Lあるいはそれに準ずる車両で、CRF250Lの次世代モデルと捉えられても不思議ではない。

画像2: CRF250Lに異変、デュアルプラグ&直噴エンジンの可能性も

最も核心をついているのが、こちらの図面だ。デュアルプラグに、直噴型のインジェクター。特許資料自体は、この手の複雑な点火・燃料噴射機構をもつためには、小型のエンジンだと設計に難易度が高く、副室の構造に関して特許を申請したものであった。図面の46にあたる、小さな空間こそがその副室であり、この空間の発火を補うための側面2本目のプラグ配置と言うことになる。

目下、目的としてみられるのはユーロ5の排ガス規制への対応だ。もちろん、ダイレクト感や出力にも影響してくるに違いない。

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