![画像: 思い切り初速が乗る…かと思いきやの失速](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2019/07/31/2b9e6fc85e68a7745cc29f279c0381a4d346ee31_xlarge.jpg)
思い切り初速が乗る…かと思いきやの失速
スタートゲートが降りた瞬間、持ち前の反応の良さで好スタート。ここで前にすっと出てくるはずが、下田は数メートルで失速。首を若干傾げながら再加速するが、時すでに遅く集団に巻き込まれてしまい、2コーナー目でコースアウト。最後尾からの立ち上がり…いや、それだけではなかった。4コーナー目では転倒車につまづきさらに失速。はっきり言って、最悪だ。下田は、レース後この様子を語りながら「そこでレースは終わりました」と吐き捨てた。
![画像: 果敢に攻めこむ下田。薄い轍で、このバンク角。いかに攻めているかが、おわかりになるだろうか?](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2019/07/31/55b02eef9aefdf7655a88b919c8ff49943bbd649_xlarge.jpg)
果敢に攻めこむ下田。薄い轍で、このバンク角。いかに攻めているかが、おわかりになるだろうか?
もちろん、下田は表彰台どころか1位を狙っているライダーだから、いかに最後尾からと言えどグイグイと追い上げを効かせる。決して諦めたりはしないし、1周につき10人ほどごぼう抜きしながら追い上げを加速する…が、当然だが一気にスパートをかけていくトップ陣の逃げに、その位置からでは到底届かなかった。体力もしっかりついて、同世代の中でもタレないと評価されてもいるが、結果は8位。一体スタートで何があったんだ、スタッフは下田を囲んだ。