#400 山本鯨 Honda CRF450RW
![画像1: #400 山本鯨 Honda CRF450RW](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2019/05/05/4ca186dedaac31b5f5d727f6821cc06bb2bc9547_xlarge.jpg)
![画像2: #400 山本鯨 Honda CRF450RW](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2019/05/05/956d6a3de07de07a74e5eaae93a95d56e71abdab_xlarge.jpg)
見た目で判明する成田車との違いは、エキゾーストパイプ。全長を短く、また分岐点も成田車にくらべて前方へもってくる仕様で、中高速を狙ったのだろうか。こちらが、2020モデルのCRF450RWEと同形状とみられるものだ。
成田は、昨シーズンから市販車ベースになることでフレームが変わったが、山本は元々先行開発モデルだったことから、慣れる必要はなかった。18年最終戦で負った負傷から回復するにも時間がかかったが、調整に時間をかけずに済んだという。
![画像3: #400 山本鯨 Honda CRF450RW](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2019/05/05/36845131e518379271cd00fc2c768dadab326045_xlarge.jpg)
見た目の迫力たるや。O2センサーの位置も、成田車とは異なる。より、ストレート部分が多いことが特徴だ。
あまり知られていないことだが、エキゾーストは剛性バランスにも大きく関わるパーツ。編集部の勝手な想像だが、この形状であれば成田車よりも剛性が高そうに見える。
![画像4: #400 山本鯨 Honda CRF450RW](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2019/05/05/86c61849fcf42b9fc97ae3bbd80f095df99da145_xlarge.jpg)
ワイヤー引きのクラッチを使用。エンジン左側は、ほとんど市販車然としている。
![画像5: #400 山本鯨 Honda CRF450RW](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2019/05/05/ad0ecd5fb1452d7d5f4294759e4f74257119bdee_xlarge.jpg)
![画像6: #400 山本鯨 Honda CRF450RW](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2019/05/05/d53d32aadc016e16a54c75a8ac7a75c1581f6160_xlarge.jpg)
バーパッド内がくりぬかれ、インジケーターが隠されているのが確認できる。こちらは、HSTCのインジケーターである可能性も高い。
![画像7: #400 山本鯨 Honda CRF450RW](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2019/05/05/65dab94f9e9fff57a06bf0134669ee4bf87d0520_xlarge.jpg)
ステムは市販車のもので、鋳造品を使用。全日本モトクロスでは、近年削り出しの高剛性形状のものを嫌う傾向にある。成田車も削りではあるものの、形状は市販車同様。フロントまわりの剛性をいたずらに高めない方向性。
![画像8: #400 山本鯨 Honda CRF450RW](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2019/05/05/92e5ffc89904ae9cfbd109b25f204f9e5eb77a0c_xlarge.jpg)
ブリヂストンのタイヤは、排泥性の高そうな意匠。
どのメーカーも、昨今は4年サイクルで450ccをフルモデルチェンジするのが通例だ。現CRF450Rは、2017モデルから3年がたつ。通常でいえば、2021年モデルにおいてフルモデルチェンジとなるが、ご存じの通り2019年モデルはラインアップの存在自体を大きく変えた年だった。2020モデルは、発表された通り目玉機能のHSTCに注目が集まる。今週末開催される全日本モトクロス選手権関東大会でも、その効果が見られるのだろうか。