「スクール」と言われると少し敷居が高く、私のような初心者が参加すると迷惑になるんじゃないか、と思ってしまうのですが、MKT RIDING LESSONはその名の通り「レッスン」。リラックスして楽しみながらスキルを身につけることができるんです。
私は幼少期から実家のバイク屋に入り浸り、マンガデビューは村上もとかさんの『風を抜け!』という、ごく普通の女子大生です!
大学生になってからバイクの免許を取り、たまに公道でツーリングを楽しむ他にも、年に1〜2回ほど福島県のモトスポーツランドしどきでオフロード遊びに参加させてもらい、土の上を走る楽しさを覚えました。
オフロードバイクに乗っていて一番憧れるのは、やっぱりジャンプ!
ということで、いつかジャンプを飛んでみたいな〜と、ずっと思っていました。
何よりも安全性を考慮してくれるMKT RIDING LESSON
そんな中で、全日本モトクロス最高峰IA1クラスの4番をつけている小方誠選手がスクールを始めるという情報を知り、何気なくサイトを見てみると「やっぱり飛びたい!レッスン」の文字が目に飛び込み、「これだ!」と思いました。
「ベテランのプロライダーの指導を受ければ私でもジャンプを飛べるようになるかも!」とワクワクしながら小方選手と打ち合わせ。とはいえ、私はまだオフロードバイクの経験が片手で収まる程度で、きちんとした指導を受けたこともない私。打ち合わせを行った結果、いきなりジャンプの指導は危険、ということで、3回のレッスンを通じて基本のフォームから教えていただくことになりました。小方選手のレッスンではこのように、生徒の目標に対して安全なアプローチを一緒に考え、提案してくれたりもします!
初回である今回はスタンディングフォームを教えていただきました。場所は埼玉県川越市にある初心者・キッズ向けのオフロードコース、NPK(ナショナルパーク川越)。
レッスンは午後の枠でしたが、オフロードバイクは10ヶ月ぶりだったので、午前中は体を慣らすことに。
小方選手が別のお客さんのレッスンをしている隣で、借り物のCRF100Fを使って練習します!
……が、久々のオフロードバイク、しかもキックスタート(ほぼセル付きしか乗ったことがありませんでした汗)ということで走り出す前から苦戦してしまいます。エンジンがなかなかかからない、やっとかかったと思ったら発進に失敗しエンスト、そしてまたエンジンをかけるところから……。小方選手のレッスンは、このレベルの私でも受講できるんです。
やっとコースに出ていき、まずはオーバルや8の字をひたすらグルグルと回ります。少し感覚を取り戻した後は比較的緩めの小さなコースで遊びました。これが小方選手に正しいフォームを教わる前の私。何回か乗った時は父親が少し教えてくれましたが、完全に自己流です。
そしてお昼を食べ、午後からいよいよMKT RIDING LESSON、スタート! このレッスンでは小方選手がスクール用として用意してくださったCRF125Fをレンタルし、同じマシンに乗った小方選手と2台でコースに出て行きます。
まずはシッティングのフォームチェック。小方選手の後ろをついてオーバルを回り、フォームを見てもらいます。コーナーでは小方選手の真似をして足だしも。そしてそこで気になった点などを指摘していただき、もう一度走ります。