いわゆるバイク版SUVであるX-ADVが、フルモデルチェンジ。この手のストリートバイクに珍しく、大幅な改善を受け、ますますダートファンのセカンドバイクとして有能に。
Honda
X-ADV
1,320,000円
エンジン単体で1.4kgの軽量化
750cc、DCTのユニットは、ピストン裏面の肉抜きや、クランクシャフトのカウンターウェイト重量の最適化、バランサー軸径の見直しなどにより、エンジン単体重量で1.4kgの軽量化されているとのこと。また、CRF250Lの改良同様に吸気系にしっかり手が入っている模様だ。エアクリーナーは、ダクト断面積を拡大しダクト内の吸気抵抗を低減させるとともに、クリーンサイドの容積比率を拡大。また、エアクリーナーカバー内部のダクト出口付近にスロープと整流板を配置し、吸入効率を向上するとともに、スロットルボア径を36mmから38mmへ拡大。出力、フィーリング共に向上したとのこと。さらには、フレームでも1kgの軽量化を達成している。
スロットルにはTBW(スロットルバイワイヤシステム)を新たに採用することで、シーンにあわせたモードをセレクトできるように。Hondaセレクタブル トルク コントロール(HSTC)や、エンブレ、ATモードなどち連携した電子制御は、CRF1100Lを彷彿とさせるもの。