4日にわたるレースウィークが終わり、エルズベルグロデオが終幕。日本人2人目、藤原慎也がカールズダイナーを制覇した

レース後、痛々しい顔面のケガも気にせずやりきった表情を浮かべる藤原。昨年はタイムアップの瞬間、悔しさのあまり雄叫びを上げた

悲喜こもごもの決勝レース

エルズベルグロデオ2024閉幕、日本人インタビュー

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藤原慎也が3列目、石戸谷蓮4列目、吉良祐哉6列目、大神智樹7列目からスタートしたエルズベルグロデオ2024。例年の旗の合図と少し違ってカウントダウンでのスタートに戸惑いながらも、各々がスタートダッシュを決めた。石戸谷は、開始早々ルートで水没を喫してしまい、その場にパーツや工具もなくあえなくリタイアとなってしまう。

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大きな渋滞に遭わなかった藤原はぐんぐんとコマを進めて2時間38分時点でカールズダイナーライトのCP11へ到達した。例年カールズダイナーは後半に位置するのだが、今年は前半になったことも影響している。おおよそ1時間をかけて相当に早いペースでカールズダイナーを踏破し、残り時間5分でCP14マシンを一発登頂。完走ならずではあるものの、順位は62
位とこれまでより大きく前進、さらにはエルズベルグロデオ最大の難所カールズダイナーを乗り越えることができたことで、今後の道筋を立てやすくなった。藤原は「完走できなかったが、確実に前に進むことが出来ている」と今回の結果に悔しさを交えながらも、満足した表情を見せた。

吉良(130位)はカールズダイナーに入ったところ、大神(199位)はその手前でタイムアップ。二人とも藤原より大きく渋滞にハマってしまったことが原因で結果を出せなかった形だ。

後ほど、彼らの奮闘は詳報をアップする予定。お楽しみに!