イタリアのオフロードバイクブランドBetaから、新機種がリリースされました。これまでのレース用モデルRRシリーズをトレイル向けにモディファイしたものだとのこと
Beta
RR X-PRO 300 2T
こちらのトレイル向け新機種「X-PRO」は、これまでのエンデューロマシンRRシリーズをモディファイ。既存のX-TRAINERとは違っておおよそほとんどの部分をRRと共通化したモデルになる模様です。したがって、バリエーションも2スト125、200、250、300、4スト350、390、430、480と8機種がドーンと大量にデビューするのだとか。
新たに造られたフレームはRRに比べて20mmローシート化、ハンドルはゴムマウントで乗り心地を優しく、ラジエーターには最初からリザーバータンクがつき、フロントフェンダーにも「レスキューストラップ」なる“エンデューロのマナー”が標準装備。サスペンションには、新型のザックス製ZF SHCサスペンションを搭載。右にスプリング、左にダンパーをもたせたシングルスプリングモデルでRRのものよりも軽量に仕上がっている模様。フレームに関してはRRと同デザインであるものの、バックボーンを大きく取り、剛性をトレイルにあわせて最適化。
RRの分離給油や、マッピングスイッチ、トラクションコントロール(4Tのみ)は健在で、より扱いやすく仕上げたRRといった趣。Betaジャパンからの続報を待ちたいところです。