圧縮比アップなどアフリカツインが大幅アップデート

アメリカンホンダが、2024年モデルのアフリカツイン／アフリカツイン アドベンチャー スポーツESを発表しました。2023年10月に欧州で発表されたモデルチェンジに追随する形で、日本への導入も期待されるところです

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2024年モデルでは、ビッグマイナーチェンジとなり1,084cc2気筒エンジンの圧縮比を10.1:1から10.5:1に引き上げ、低中回転域での力強さを確保しています。さらに、エアボックスの改良／ECU設定とバルブタイミングの最適化／マフラーの改良が施され、吸気ダクトの直径は6mm拡大され35mmに変更。前モデルよりもトルクとパワーを向上させています。

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アフリカツイン アドベンチャースポーツES

オンロード走行に重きを置いたアフリカツイン アドベンチャースポーツESは、サスペンショントラベルを短縮。これまで21インチのフロントホイールを使用していましたが、19インチフを採用することでオンロードでのハンドリング性能を高めています。また、シートフォームは前モデルと比べて半インチ以上厚くなり、長距離ライディングの疲労を軽減するために密度を最適化。工具不要のシート高調整機能により、ハイポジションとローポジション（33.7インチ／32.9インチ）の選択が可能で、シート高を32.1／31.3インチに下げるローシートも用意されています。

さらに、長距離移動時の快適性と利便性を最大限に高めるため、電子制御サスペンションやグリップヒーター、大容量燃料タンクなどの装備は前モデルから引き続き採用。マニュアルトランスミッションまたはDCT（ハイテクデュアルクラッチトランスミッション）を選択できるようになっています。

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アフリカツイン

アフリカツイン 2024年モデルは、5段階の高さで調節できるウインドスクリーンを採用し、オンロード走行時の快適性を向上しています。また、これまでアドベンチャースポーツ仕様にのみ装着していたチューブレスタイヤを標準装備することで、ホイールを取り外すことなく修理が可能となっています。スタイリングもアップデートされ、スリムでコンパクトなフォルムを継承しつつ、フロントフェアリングとリアシートのデザインを変更したことでよりシャープな見た目に仕上がっています。