10月28日(土)〜29日(日)に埼玉県のオフロードヴィレッジで開催される全日本モトクロス選手権第8戦にて、IA2クラスにブライアン・スーが、ジュニアクロスに高子茗(MARS)がスポット参戦することが発表されました。両者ともに、元IA1チャンピオン山本鯨が率いるTEAM YAMAMOTOから参戦します。
ブライアン・スーはドイツ生まれの25歳。趣味であるバイオリンの音色をBGMにしたライディングムービーが話題を呼び、すでに知っている方も多いのではないでしょうか。彼は2014年のヨーロッパ選手権EMX125クラスでチャンピオンを獲得すると、スズキファクトリーライダーとしてFIM世界モトクロス選手権MX2クラスに参戦。一時怪我により戦線を離脱しましたが、復帰後はフランスやイタリアのスーパークロス選手権で優勝を果たすなど活躍を続けています。主にヨーロッパのレースに参戦していますが、アジアでの活動も考えているということで、今回の全日本モトクロス選手権参戦に至ったとのこと。トップライダーの実力が拮抗しているIA2クラスでどんな強さを見せるのか、注目が集まります。一方、ジュニアクロスに参戦する高子茗(MARS)は中国出身の14歳。モトクロス歴は短いとのことで、その実力は未知数です。
なお、同じく第8戦には元AMAトップライダーのトレイ・カナードが電動CRでスポット参戦します。海外選手が多く参戦する第8戦、この貴重な機会はぜひ現地で観戦したいですね。