GASGASが2024年モデルの全16車種を発表。フレーム、エンジンを含めたフルモデルチェンジを果たしており、2ストローク車はインジェクションシステムにTBIを採用。2020年にKTM傘下となってからKTM、ハスクバーナに対して「後追い」の進化をしてきたGASGASですが、2024年モデルで追いつくことになります。早ければ2023年9月から世界中のGASGASディーラーで販売開始されるとのこと。
モトクロスカテゴリー
2ストロークのMC125、MC250、4ストロークのMC250F、MC350F、MC450Fの5ラインナップとなるモトクロスカテゴリー。新しくなったスチールフレームはより高いコーナリング性能を実現し、サブフレームはアルミ製で高い信頼性とハンドリング性能に貢献。トリプルクランプ、スイングアーム、フットペグまで新しくなっています。
サスペンションは前後WP XACTを採用し、油圧クラッチ・ブレーキはBraktec製。
さらに2ストロークモデルはKTM、ハスクバーナと同じTBIインジェクションを採用。セルスターターも装備しています。
エンデューロカテゴリー
EC 250、EC 300、EC 250F、EC 350Fに、EC 450F、EC 500Fが加わり全6ラインナップとなったGASGASのエンデューロカテゴリー。モトクロスカテゴリー同様にフレーム、サブフレーム、スイングアーム、トリプルクランプ、フットペグが新しくなっており、フロントフォークはWP XPLOR、リアショックはWP XACTを採用。また、全モデルがリンク式、2ストロークモデルはTBIを採用しています。
クロスカントリーカテゴリー
クロスカントリーカテゴリーではEX 250、EX 300、EX 250F、EX 350F、EX 450Fの5車種をラインナップ。フルモデルチェンジしたモトクロスカテゴリーをベースにセッティング変更を行い、ビッグタンクを搭載、リアホイールを18インチ化など、長時間かつ難コースに対応できるようになっています。
サスペンションは前後WP XACT、2ストロークモデルはTBIを採用しています。